1.作風としてはフランス映画っぽくはなくて、海外ドラマの雰囲気です。
あんまり小難しくなくて、すんなり見ることができるという意味では良かったと思います。
内容的には流石アガサ・クリスティといった感じの安定感。
誰が犯人なんだろう?って一緒になって推理する余地を与えてくれてるのがいいですね。
ポアロやミス・マープルは登場しないけど、代わりにバタイユ警視が事件を解決します。
冒頭に登場人物の簡単な紹介みたいなのがあって、バタイユ警視の背景も多少は描かれているけど、ポアロやミス・マープルに比べると親近感が薄いので、作品の面白味という意味では多少弱かったかも知れません。