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制覇(1982)

[セイハ]
1982年上映時間:140分
平均点:6.67 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(1982-10-30)
アクションドラマ実話ものヤクザ・マフィア小説の映画化
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タイトル情報更新(2023-08-02)【イニシャルK】さん
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監督中島貞夫
キャスト三船敏郎(男優)田所政雄(谷口組組長)
岡田茉莉子(女優)田所ひろ子(政雄の妻)
高岡健二(男優)田所孝(田所家の長男 メンズファッション経営)
中井貴恵(女優)田所悠子(政雄の長女)
秋吉久美子(女優)田所冬子(孝の妻)
菅原文太(男優)河上剛二(谷口組若頭)
松尾嘉代(女優)河上百代(剛二の妻)
若山富三郎(男優)権野強志(谷口組若頭補佐)
草薙幸二郎(男優)野々村稔(東日タイムスキャップ)
舟倉たまき(女優)敏子(ボランティア事務局)
中田博久(男優)佐伯英樹(東日タイムス記者)
待田京介(男優)関根真佐人(谷口組若頭補佐)
小田部通麿(男優)羽田昌男(谷口組若頭補佐)
小池朝雄(男優)志茂田徹(谷口組若頭補佐)
曽根晴美(男優)中久保利行(谷口組若頭補佐)
蓑和田良太(男優)記者
大木悟郎(男優)三村刑事(二課員)
鹿内孝(男優)黒木(谷口組幹部)
笹木俊志(男優)桜井(警察受付)
品川隆二(男優)山倉輝夫(山倉組組長)
富永佳代子(女優)田所政雄の叔母(回想)
大信田礼子(女優)久美(野口の情婦)
高並功(男優)金子警部補(二課員)
河合絃司(男優)熊谷(刑務所保安課長)
清水健太郎(男優)野口義治(谷口組部屋住み)
菅田俊(男優)中原宏(谷口組部屋住み)
宇梶剛士(男優)米川喜久三(谷口組部屋住み)(クレジット「津村浩」)
岩尾正隆(男優)戸倉正邦(権野組若頭)
秋山勝俊(男優)竹村亮一(酒田組系幹部)
池田謙治(男優)安川宏(権野組組員)
寺田農(男優)大野木安司(河上組若頭)
岸田森(男優)石川浩之(北陸石川組組長)
福本清三(男優)栗原浩次(河上組組員)
有川正治(男優)柳田(石川組幹部)
にしきのあきら(男優)近江友記(浪華殉国団団員)
梅宮辰夫(男優)村岡(捜査四課課長)
今井健二(男優)田警部(四課員)
成瀬正(男優)菱川隆(権野組組員)
野口貴史(男優)北村刑事(四課員)
丸平峰子(女優)夢想の女
三村敬三(男優)TVアナウンサー
疋田泰盛(男優)田所政夫の叔父(回想)
丹波哲郎(男優)窪川方城(窪川会会長)
小林旭(男優)海渡仙一(権野組舎弟)
鶴田浩二(男優)大友兼継(病院長)
原作志茂田景樹「制覇」
脚本中島貞夫
音楽山本直純(音楽監督)
撮影鈴木達夫
企画俊藤浩滋
高岩淡
プロデューサー佐藤雅夫
配給東映
美術佐野義和
編集市田勇
録音中山茂二
荒川輝彦(整音)
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1.物語の中心人物が、「谷」口組の田「所」組長、ってんだから、モデルが誰なのかは明らかで、さすが芸能界にも幅を利かせた人物だけのことはあって(なのかどうかは知らないけれど)、これでもかと有名俳優が名を連ねたオールスター映画となってます。冒頭に出演者がクレジットされないので、誰が出てくるかは見てのお楽しみ。まあ、あの人この人、出てくるわ出てくるわ。まずは主人公に、世界のミフネ。
医者役にはどこかで見たことのあるオジサンが。と思ったら鶴田浩二で、本来、このヒトの端正な顔立ちはこういう役にピッタリだと思うのだけど、ヤクザ映画にカタギの役で出てくるとヘンな違和感が。一瞬、誰かワカランかったぞ。そんでもって、日活からやってきた大スター、小林旭の顔も。なんだかこの辺り、モデルとなった組長さんとは因縁深いヒトたちでもありますが。
他にも菅原文太、若山富三郎、丹波哲郎などが続々登場、それから、意外に重要な役でハングマン名高達郎、意外に重要でない役でアオレンジャー宮内洋、等々。次は誰が出てくるかを気にしだしたら、お腹いっぱいになってしまいます。後半に入ったらもう新たには誰も出てこないだろう、と思ってたら何と、披露宴のシーンに志茂田景樹の姿が(?)。ただしこれは原作者枠であることがラストのクレジットで判明。
と、賑やかな顔触れのヤクザ映画巨編、という訳ですが、組長の家庭のシーンになると、これが途轍もなく日常的、庶民的。完全にホームドラマの世界です。暴力の世界と家族の世界を表裏一体で描く。他の組織との抗争、跡継ぎの問題。まあ、『ゴッドファーザー』みたいな路線を狙ったんだろう、とは、おそらく誰しもが感じるところ。
もちろん、完全に同じ路線ではないし、実際遠く及ばないし、一方で本作ならではの(良くも悪くも)日本らしさ、みたいなものがあったりもするのですが、いかんせん、内容的にチト弱い印象。組長襲撃に端を発する前半は、悪くないとは思うのですが、後半、やや薄味になってしまったような気がします。若山富三郎の無骨さは光っていますが、どうも尺の長さに割に見どころが少なくって。
とは言え、主役のモデルになったお方の息子さんが作品に関わっていることもあってか、雰囲気はよく出ています。跡目を発表する岡田茉莉子を前にして、幹部たちが居ずまいを正すシーンなんか、いいですね。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-12-26 06:10:36)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 6.67点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6133.33%
7266.67%
800.00%
900.00%
1000.00%

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