16.《ネタバレ》 続編の「ハスラー2」が、若き日のトムクルーズ主演で、一般大衆受けのする作品なのに対して(見てませんが)、本作は、随分と雰囲気が異なり、勝負師の狂気であったり、メンヘラ恋人の心の闇であったりが、あまり暗くなることなく、あっけらかんと表出していて(このバランス感覚が面白いなと思いました)、英語で表現するなら”perverted”、”twisted”、”crippled”、異常で、捻れていて、傷物の世界であり、続編に比べると大衆受けしそうにない作品だなと思いました。派手なアクションはまったくなく、ビリヤードのショットや、勝負師の表情を延々と映すなど、表現としてはかなりストイックです。9割方のシーンが屋内なのですが、60年代らしいモダンな雰囲気が美しいです。ポール・ニューマンは、まだ若く、渋みがなくて、薄っぺらい感じですが、そこがかえって役に合っていて良かったと思います。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 6点(2023-02-25 17:31:05) |
15.ビリヤードのルールが全く分からない自分でも見れる内容になってて、安心しました。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-01-10 12:02:41) |
14.男の世界、正にそんな感じの映画!勝負にかける男の生き様、勝負の世界における男の厳しさ、そういう人物を演じさせるとポール・ニューマンというこの俳優の右に出る者はいないのではないだろうか!画面全体のモノクロの映像美と流れるジャズの音楽がこの男の世界にピタリと合っていて、雰囲気は良いけれど何か物足りない。役者の演技で見せる映画というそんな映画だと思いました。 【青観】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-09-22 17:19:53) |
13.この映画を見たのは20歳の時。 なにぶんバリバリの理系でしたから、当然「世渡りってのはナ、才能だけじゃダメなんだよ。図太く悪どく生きなきゃなァ」っていうこの映画の肝の部分には反感を持ったワケですね。ある意味、この映画は自分の人生に枠をはめてしまったかもしれない。恐ろしいまでのメッセージ性でした。ポール・ニューマンを真似して、一万円札をクシャクシャにしてポケットに突っ込んでおいたり、若い頃はこの映画の影響がけっこう大きかったかな。 今じゃすっかりジャッキー・グリーソンの世代になり、彼の言う事の端々が実感できるようになってきました。世の中、甘くはないしキレイでもない。泣き言並べたって、聞いてくれるのは同じ境遇の負け犬だけ。ファッツ曰く「才能なんて、誰にでもある」…そうだよ。蹴落としたい奴にコッソリ後ろから近づいて、頭を思いっきり殴りつけるのは、誰にだってできる。そして長い人生のある場面では、明日を迎えるためにソレをやんなきゃなんない…それがわかるまで、けっこうな時間を費やしました。 今でも、この映画に対しては敵愾心というか、認めてやりたくない気持ちがありますね。世の中はキレイで、素晴らしくあるべきだ…この映画は一生、自分の敵に回るのかもしれない。いや、この映画を越える事が大事なのかも。 本作が「人生」という競技に与えられた、かなり難易度の高いエクササイズである事は間違いないトコロでしょう。 【エスねこ】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-05-24 22:31:42) |
12.ゲームシーンの音楽と編集?がオシャレ。それ以外は意外に普通 【ようすけ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-10-24 16:15:10) |
11.若き日のポール・ニューマン目当てで見たんですが、それよりもジャッキー・グリーソン演じるファッツが超格好良かったです。かといってポール・ニューマンが劣っているわけでなく、血気に逸る未だ青臭い青年を好演。後半の鍵を握るバート役のジョージ・C・スコットの演技も光ります。 とりわけ、ラストシーンのジャッキー・グリーソンの演技が素晴らしいです。 ストーリーとしてはすっきりとしない後味で、もう一度みたいと思う映画ではありませんが、一度見て損はなし。対戦シーンは文句なく格好いいです。 【ゆあり】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-05-20 22:36:12) |
10.《ネタバレ》 反逆児ハスラー・エディのちょっとの栄光と大きな挫折の物語。彼女の死はけっこう衝撃的でつらかったけど、エディはミネソタとの再勝負に勝ち、ゴードンに自分は負け犬ではないことを証明することによって、見事にケリをつけてくれました。良かった~。若き日のポール・ニューマン、かなりかっこいいです。 |
9.《ネタバレ》 まさに男の世界ね。 どっちかっていうとアタシの苦手な。 エディは結局彼女も失って、ハスラーとしての将来も棒にふって…罪悪感に苛まれながらも、これからは堅実に暮らしていくのかしら? もちろん代償は高すぎたし、サラは不憫でしょうがないんだけど、でもエディは富と名声を得るためには何かを引き換えに差し出さなければいけないんだってことを、それを完全に失ってしまう前に学べてよかったんだと思うわ、アタシは。 逆に言えばサラは死をもってそれをエディに教えたのかしら。 …やるせないわね。 最後のシーン、莫大な富と名声をすでに得ているバートが逆に憐れに思えたほどよ。 バート自身もこのとき自分の失ったものの大きさをエディによって気づかされたんじゃないかしら。 そのへんの、なんか悪くなってしまった者のせつなさみたいなものが、ジョージ・C・スコットの好演でさりげなく表現されてて、なんだか感動しちゃったわ。 もちろんポール・ニューマンのまだまだ若造な感じのいい男ぶりもすばらしかったんだけど。 でも…ギャンブルと酒が好きな男は要注意よ。 女は絶対大事にしてもらえないわ。 これアタシの持論。 ホホ。 【梅桃】さん [地上波(字幕)] 6点(2004-01-28 22:34:31) |
|
8.見る前のイメージとかなり違っていました.. コテコテのヒューマンドラマです... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2004-01-23 17:39:47) |
7.その昔、ビリヤードが流行っていた学生時代に観たけど、勝負師の世界が白黒で渋く描かれていたのが印象に残っている。日本の麻雀放浪記とどこかで通じる部分がある(あったような・・・)。 【じゃん++】さん 6点(2003-09-06 13:07:03) |
6.皆さん言うように渋いです。白黒でしか出せない、そしてこの流れるジャズ、渋さを出してます。そう面白いってわけでもなかったけど、でもあのラストは切なさが漂ってるて、いい終わり方です。 【あろえりーな】さん 6点(2003-05-25 22:54:16) |
【みんみん】さん 6点(2003-04-28 22:20:47) |
4.正直言ってこういうモロ「勝負の世界」みたいなやつってよくわかりません。でも、サラ(エディの彼女)はああいう形で勝った(あるいはああいう形でしか勝てなかった)のかなあと思いました。少なくともほかに勝者はいませんよね。勝つってなんだろう・・・ 【ぐるぐる】さん 6点(2003-04-20 22:16:48) |
3.確かに主役はポール・ニューマンだったけど俺にとってはジョージ・C・スコットしか目に入らなかった。かっこよすぎだジョージ・C・スコット。本当に悪役似合うよね、ただ単に悪人顔ってだけじゃなくて彼の雰囲気がピッタリはまりましたよ。なんか犬のシベリアンハスキーに似てますね(?)勝手なイメージですけど・・・ 【かぶ】さん 6点(2002-01-15 08:17:00) |
2.げげげ!(↓)DANGOさんねえ~。別に見ない方が良いとは言ってなかったと思うけど・・・そう言えばDANGOさんって、結構見てもいないのにこのサイトへ送ってたそうだから・・・(げ!)それよりこれ、なかなか良いんじゃないんですか?少なくとも2作目とは確かに作風が違います。 【☆】さん 6点(2001-02-25 01:46:15) |
1.一作目も良かったわよ!!ニューマンもなかなかだけどー、ジョージ・C・スコットの演技がみりょくてきだったわよ 【デヴィ夫人】さん 6点(2000-10-02 13:06:14) |