1.《ネタバレ》 田舎暮らしで学も経験も無く人を信じられる純朴な中年男と、米国での都会経験がありいろいろ見て経験して人への不信感を抱いている若者。ちょっと設定が両極端だが、家政婦としてやってきた女が謎めいていて、2人の男の1人の女に対する視点の対比で最後まで引っ張り続ける。最後は「信じる事は素晴らしい」で終わるのだが、ひねくれた見方をすれば、「人を信じられるのは無知なヤツだけ」で終わってしまっていて、どうも後味がすっきりしない。ああいう若者こそが自分の生き方を変えてみようという心境の変化をしてくれないと本当のハッピーエンドとは思えない。