11.《ネタバレ》 京極堂シリーズの第1弾で魍魎の匣の1つ前の作品。 魍魎の匣が素晴らしいので期待はしたものの、実に普通だった。 設定が違うことと関口が永瀬正敏で椎名桔平ではないことを除いても話し自体がそこまで面白くない・・。 2作目となる魍魎の匣では永瀬が病気の為に椎名が代打で出たのだが、笑いのタッチも多く非常に効果的だったが、1作目となるこちらは笑い無しの割には奥が深くない。。 この作品のパワーアップバージョンが2作目ということとして考えれば問題はないが、単作としてみれば普通でしょう。 良い俳優である永瀬のキャスティングが全く生かされていないので永瀬である必要が無いことが1番残念。 |
10.僕の頭の中ではずーっと、京極堂はトヨエツだったので堤さんはどうなのかな? と疑惑の目で見ておりましたが、なかなかどうして似合ってました。 もともとこの作品の落ちは原作を読んだ時点でも「これは無いよなぁ」と思って いたので、特に気になりませんでした。 大好きな実相寺さんによる、独特の画面は雰囲気もぴったりでした。 【leo】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-02-02 18:31:05) |
【甘口おすぎ】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-01-06 20:19:25) |
8.原作を見たからのせいか、原作と比較してみてしまった。肝心のストーリーだけど、はしょりすぎてて分かりにくい。まぁ、あんな分厚い本を2時間の映画で現せっていうのは無理だと思うけど、どうも飛ばし過ぎが目立って面白みが欠けてしまった。しかし、それ以外の部分では高評価を付けたい。京極堂の古本屋や坂道などはとても原作に近い作りだった。演出も良く、スポットライトを使った所(特にラストでの使い方)はまるで舞台を見ているような気分になったので個人的に○。いやー京極夏彦って本も書けるわ演技もできるわで凄い人だなぁ・・・。 【あんどりゅ~】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-02-19 21:24:33) |
7.「姑獲鳥」なんて、映像化できんのかよ?と、疑心暗鬼になりつつ観させていただいたのだが、やっぱりシンドイな。しかし、原作ファンゆえに京極堂がウンチクを披露するシーンやら、小道具のコダワリ(特に古書店内!)様・等は、嬉しかった。キャスティングに難癖つける気にもなれず、まぁまぁ観れたんですが。如何せん・な~んかテンポ悪いな~と、思わない訳にもいかなくて。まぁ「京極シリーズ・第一弾」とのことで、ナニ?第二弾もあんのか?と、期待せずにはいられない。あ、原作者が出演しない訳ぁ無いぜ?と思っていたら、やっぱり出てました。コッソリでしたが。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-28 17:01:05) |
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6.原作は一週間前に読破。未読の人にどのように本作品が伝わったかちょっと不安です。あんなに苦労して読んだのに、2時間でまとめられるのは正直拍子抜けかな。この「京極堂シリーズ」はひょっとして「平成版・石坂浩二の金田一シリーズ」となるか?とかなり期待しちゃいましたが見終わった感想は「土曜ワイド劇場版・江戸川乱歩シリーズ」って感じでした。わっかるかな~?一応シリーズ化に期待します。 【tonao】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-08-13 11:11:00) |
5.《ネタバレ》 原作未読の連れも分かったというから、及第点はつけておきます。でも、最後に京極堂が謎解き説明する部分で無理やり辻褄合わせた感は否めませんな。原作ファンが気になるのは、どれだけ原作のイメージと役者が合っているかという部分。キバシュウ役の宮迫は、配役決定時からブーイングモノでしたが、やっぱり合っていなかった。そもそもキバシュウは東京の人間なのに、なぜ宮迫なの?まだ芸人だったらドンドコドンの山口のほうがイメージ近かったよ。。。京極堂役の堤もイメージとはかけ離れていたけど、演技の上手さでカバーしてしまった感じで、違和感なし。このへんは彼の役者魂に感服いたしました。あと田中麗奈がよかった。原作のイメージともピッタリだし、役どころを心得ていてでしゃばりもせず引っ込みもせずでいい塩梅です。眩暈坂や京極堂の書庫など、美術もなかなか。邦画の中では、がんばったほうじゃないかなぁ。 【ダブルエイチ】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-07-31 05:49:03) |
4.《ネタバレ》 不謹慎ながら突っ込みます・・・無頭児はそんなに頻繁に生まれないでしょッ!でも「『脳』という卸問屋」というセリフには納得できるなぁ。 |
3.《ネタバレ》 かの京極先生のデビュー作…とか言っておきながら実際は読んだ事ないのであまりでかい事は言えんのですが、映画単体で見るとなかなか面白いものだと思いました。最初の京極堂と関口の会話が伏線になっていたり、トリックや設定がかなり凝っていたり…とこれは原作に拠るところなんでしょうが。しかし、やはりこれは文で読んだほうが世界観に込める様な気もします。でもまあ、久しぶりに悪役でないアベちゃんが見られただけで良しとしておきます(笑)。 【クリムゾン・キング】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-07-23 03:21:47) |
2.原作は未読。この監督、昭和初期や中期の怪しげな雰囲気を撮るのは上手い。ただ若干安っぽいシーンや特撮を入れたがり多様するのが痛いかな。らしさ全開といった感じで良いトコもあったが無駄が多かった。主要キャストは皆さん立ってて良い感じ。堤は色気もあってクールな口調もピッタリでシリーズ化すればはまり役になるかも。ただ、宮迫は役者に向いているとは思うが堤や阿部に激しく格負けしているので、揃い踏みすると無理に威厳を保とうと空回りしている様に見えた。次を作るなら変えたほうが良いかも。音楽はかなり作品にマッチしていて秀逸かも。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-07-22 23:03:43) |
1.《ネタバレ》 やっぱり永遠のアイドル(?)知世ちゃんに狂気を演じさせるのには無理があったようです、大林監督の「あした」にチョイ役で出演していた頃のガリガリに痩せた知世ちゃんならもうちょっと雰囲気が出たのかも知れないけど、どうも健康的に太っちゃって(決してデブってわけじゃありません、念のため)作品のイメージとはちょっとズレてましたね、その点いしだあゆみはそれほど重要なカットでもないのに、迫真の演技でとにかく怖い、このへんはやっぱりキャリアの差でしょうか、作品のほうはと言うと良くも悪くも原作を読んだ人、もしくは京極ファン限定の映像作品って感じで、見たいシーンはだいたい押さえてありますが、「時かけ」で萌えた原田知世ファンの私としては愛情の裏返しとして見たくないと言えば見たくないのだけれど、存在するのなら見ないわけにいかない禁断のシーン、例えば知世ちゃんの濡れ場や爆発(?)シーンは適当に誤魔化していました(笑)全体としてやはり原作を読んでいないとついていけない作品なんで(同じく実相寺監督の「帝都物語」よりはマシですが)あまり人には薦められないかもしれませんね、ただ、誰が撮ってもあの分厚い原作を2時間の尺に納めるのは無理でしょうから、企画自体に無理があったような気もします。最後に水木しげる大先生のネタはお遊びではありますが、なかなかよかったと思います。 【るね】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-07-18 02:44:03) |