1.《ネタバレ》 軽い気持ちでレンタルした。自由奔放な女性、良く見るとアシュレイ・ジャッドじゃない?口のきけない大雑把そうな男性、ヴィゴ・モーテンセンじゃないか?なんとも体当たりな演技であった。登場人物が少ない作品であるが、出演者は、皆いい味を出しているし、キャラが浮き立っていたのは良いアクセントになった。独特な雰囲気の中で物語は進行していく。舞台は森の中で、作品を通してその森から出ることはない。この閉鎖的状況における各登場人物の心の変化を見事に描写していると感じた。ストーリーとしてはありがちかもしれないが、各キャラの濃さと独特な演出表現は見ごたえがあると思う。怖い映画である。