七人の弔のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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七人の弔

[シチニンノトムライ]
2005年上映時間:107分
平均点:5.78 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-08-13)
ドラマサスペンスコメディファミリー
新規登録(2005-07-27)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2015-02-14)【ESPERANZA】さん
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監督ダンカン
キャストダンカン(男優)垣内仁
渡辺いっけい(男優)河原功一
高橋ひとみ(女優)中尾君代
いしのようこ(女優)橋本染子
山崎一(男優)岡秀男
温水洋一(男優)横山春樹
保積ペペ(男優)西山政彦
有薗芳記(男優)前田憲夫
水木薫(女優)西山美千代
柳生みゆ(女優)西山翔子
庄司永建(男優)
中村倫也(男優)河原潤平
脚本ダンカン
音楽松谷卓
製作オフィス北野
バンダイビジュアル
プロデューサー森昌行
吉田多喜男
配給オフィス北野
東京テアトル
編集太田義則
録音白取貢
照明舘野秀樹
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5.ダンカンの初監督作品。予告編を見てから、ずっと見たいと思っていたのだが、先日ようやく見ることができた。

予告編通り、ブラックでいてシリアスな映画。親に売られた子どもたちと、子を売る親たちのやり取りをブラックジョークを交えながら描いている。

私はこの作品にどこか違和感を感じた。新人の役者の演技にか、淡々としたダンカンの喋りにか、それともこの作品の世界観にか。

どちらにせよ、この作品は違和感を感じるべき作品だ。もしかすると、ダンカンも敢えてこの"違和感"を観客に伝えているのかもしれない。
この作品で描かれていることが、まかり通っていいわけがないのだから。

肝心のストーリーだが、予想通りのオチ、というわけではなかった。
ただ、どちらに転んでも悲しすぎる。

もしこの映画が隙なく完璧に作られていたとしたら、「誰も知らない」ぐらい涙させられただろうし、考えさせられもしただろう。
しかしそれはそれで恐ろしいので、個人的には、この"惜しい"ぐらいの出来でよかったのではないかと思う。

個人的には、「オールド・ボーイ」に並ぶ"見終わった後に憂鬱になる映画"であった。 (レビューを書いた2008年当時)
Sugarbetterさん [DVD(邦画)] 6点(2011-01-27 15:29:43)
4.北野映画からの「悪い」影響がアリアリ。私自身は北野映画の良さがこれっぽっちも解らないので、このスタイルは単純に残念。全体的にはブラック・コメディなのに、例によって一つ一つのコメディ・シーンが恐ろしく寒く乾いててちっとも笑えないし、シリアスなサスペンス・ドラマにもなってない。そもそもが、かなり無理のある設定なんだから、それを誤魔化す為にももっともっと演出や笑いに凝れば良いと思う。わざわざオフィス北野で作るんなら、いっそ北野演出をパロディ化する位のものを作って欲しい。それでも、ラストの容赦ない展開とかは結構好きなので、おまけして6点献上。
sayzinさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-01-04 00:02:39)
3.ブラックなコメディですが、ダンカンは北野武よりも客を楽しませる才能があると感じました。次回作に期待です。確か、何かの賞をとったと思いますがそれだけの内容だと思います。一人だけえらく「かつぜつ」の悪い子役がいました。この子がしゃべる度に「はぁ何て言ったの?」って巻き戻しが必要なくらいのひどさでした。これはちょっといただけないです。誰か出演者の子供かな?ほんとびっくりするわ。あの発音の悪さ。歯医者行って来い!
たかちゃんさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2006-11-09 12:39:10)
2.たけし軍団(もう、そういう呼び方はしないのかな)ダンカン氏の意外にも初監督作品。シニカルでベタな笑いを交えつつ、現代社会における親子関係を児童虐待といった暗部にスポットをあて描いています。ダンカン氏らしい「笑い」は随所に織り込まれており、何箇所かは爆笑しましたが、全体的には大マジメなつくりです。チープな演出(これが味なのかもしれません)が目に付き、ちょっと萎えましたが、設定の面白さで最後まで飽きずに観られました。個人的には、自分の倫理観とあまりにかけ離れているため、どこか別世界のお話感覚で、重いテーマに心が沈むことは無かったです。また、オチに救いがあるか無いかの判断は、観ている人によって違うだろうなと感じました。最後にラストの歌について。1番の歌詞は自分も暗記していますが、2番は普通覚えていないと思います。2番をうろ覚えで歌っていたら、ちょっと良かったかな。個人的な好みの問題ですが。
目隠シストさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2006-05-19 18:23:38)
1.《ネタバレ》 作品としては未熟なものを感じる。ミステリーにもブラックコメディーにも社会派ドラマにもなりきれていない宙ぶらりんな空気。所々荒いプロット。名の知れた役者さんが数多く出ているのに、個性も生かされていない。ただ一人、胡散臭い移植コーディネーター(?)役そして監督であるダンカンくらいしか印象に残らなかった。脚本、演出ともまだまだもっと頑張って練り上げて欲しかった。しかし、この物語のテーマは良いと思う。賛否両論が起こるほどの強烈さは感じなかったが、今の時代に見ておくべきものだと思う。救いようのない大人なんぞは踏みつけて、子どもよ前に進んでいけ。その胸の痛みは一生癒えないだろうけど…。
のはらさん [DVD(字幕)] 6点(2006-03-05 00:14:28)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 5.78点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5333.33%
6555.56%
7111.11%
800.00%
900.00%
1000.00%

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