1.《ネタバレ》 「クローバーフィールド」などで注目された主観映像映画の先駆けではないでしょうか。この撮影手法をサスペンスやパニック映画に応用せず不倫ムービーの新機軸として活用してしまうのはさすがフランス映画だと思います。この趣旨の場合、当然不倫相手の魅力が大前提になるわけですが、イザベル・カレ演じるミュリエル:22歳はたいへん魅力的です。本編102分の80%以上が彼女のアップにもかかわらずそれに耐えうる美貌を持っているし人物像も文句なし。主人公弄びまくり、男心くすぐりまくり。小悪魔ですね~。それに対し主人公の方はほとんど猿です。セックスしか頭にありません。いい歳してアホかこのオッサンと呆れましたね。不倫=セックスってことでしょうか。不倫=文化よりはわかる気がしますが。まあ、あれくらいの歳になって自分の半分ほどの女性と付き合うとやはり肉体を第一に求めてしまうものなんですかね。