3.《ネタバレ》 実在のポカホンタスがイギリスに渡ったのは、確かわずか12歳のころだったと聞いている。数年前に見たディズニーの「ポカホンタス」の印象がとても強くて、実写のせいかスミス大尉もポカホンタスも妙に人間くさく見えた。……新大陸に渡り、文明大国の中に放り込まれた彼女の驚きと孤独はいかばかりだっただろう。本作のように、文明社会に溶け込むことができただろうとは考えにくい。ディズニーの主題歌「Colors of the wind」の歌詞に表現されているように、先住民たちの自然と共に豊かに生きる生活がとても羨ましく感じられた。