6.《ネタバレ》 評価の高かった「ホテル・ルワンダ」と間違えて観賞。俺の大好きなジョン・ハートが出とる!と興奮したのもつかの間、延々続く陰惨な場面に画面から目が離せなかった。落とし所をどうするのだろう、と思っていたら…ちょっと現実離れしたラストで残念。 【bolody】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-05-15 23:30:12) |
5.《ネタバレ》 TVのドキュメンタリーで内容はある程度知っていたが、現実的に視覚で惨状を見せられるとここ15年以内に起こった出来事とはとても思えず、凄まじい嫌悪感とアフリカ大陸への漠然とした(ある意味差別的な)畏怖の念を抱くだけだった。陸上の得意な少女が白人の牧師や青年に何度も言う「私たちを見捨てないでね」。ラストシーンで青年に迫る「なぜ見捨てたの?」この依存性にもひどい嫌悪感を抱いた。この映画でとにかくアフリカ大陸が怖いと思った私はやっぱり差別的な人間なんだろうと思う。欧米がもたらした弊害(同じ国の人たちを支配階級と奴隷階級に分けたことで憎しみの連鎖を生んだこと)や押し付けられた貧困のシステムなんかを理解してもなお、「お前ら、他国のせいにばっかりしてないで自国のことは自分たちでしっかりやれや」と言いたくなる。アフリカ怖い。怖すぎる。 【りんす】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-09-19 22:56:23) |
4. ホテル・ルワンダを既に見ていましたので、ある程度展開はわかっていました。それにしてもどうしてこんなことが起こるのでしょうね。内容は「SHOOTING DOGS (BEYOND THE GATES) 」という原題と「ルワンダの涙」では違いがありすぎるような気がしますが。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-07-12 20:53:58) |
3.《ネタバレ》 音楽もほとんど使われず、エンターテイメント性を排し、「ホテル・ルワンダ」と比べると虐殺が行われている町の風景の描写などが容赦なく見る者に何が当時行われていたかを訴えかけます。また、この作品で特筆すべきは実際に映画で描かれた虐殺で難を逃れ、生き延びた人達が製作に関わっている点です。エンドロール前に彼らの紹介が流されますが、非常に辛いものでした。ラストシーンで生き延びた女性が白人の青年教師になぜ逃げたのかを問いかけます。映画のストーリー上はこの青年教師への問いかけでしたが、これはルワンダの人々の自分たちを見捨てて逃げた国連、そして世界に対する問いかけであるように感じました。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-01-21 16:19:19) |
2.ホテル・ルワンダと同じく部族間闘争を描いた作品だが、視点が違うので違った印象を受ける。実際に虐殺が行われた学校をロケ地にしたり、現地の被害者の方をスタッフに使うなどドキュメンタリーっぽく仕上げられているのでドラマ性はないが、より悲惨さが伝わってくる。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-13 23:42:06) |
1.《ネタバレ》 イギリス人教師の目を通して、ツチ族の視点で虐殺を描いているのが本作である。民族紛争に関するニュースや映画をみると日本というのはつくづく平和であり、かなり特殊な歴史を持っている国であることを思い知らされる。どんな映画を観ようが、ニュースを読もうが、民族問題を真に理解できることはないだろう(BBCのリポーターと同様に)。 しかし、軍人というのは不便なものだ。命令がないと自分が思っても行動できないとはね(もっとも民主主義において命令なしで動く軍隊など軍隊ではないが)。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-03 22:24:35) |