3.《ネタバレ》 典型的なモラハラ亭主の束縛から解放され、自分の人生を取り戻すって感じなんですけど、シリアスでもありコメディぽくもありでどっちかに偏らないつくりがかえってリアル。産婦人科医とのw不倫なんですが、現実からの一時的な避難所であって根本から解決するものじゃない、というメッセージを感じ、これは必要なシチュエーションだと思う。
男はアテにするなってことでもあるかな?
どうやってあの鬱陶しい亭主から逃れるのかと思ってたら、これまた極めて自然の成り行きでした。子供産んだ女は怖いもんナシ、世界最強になるってことです。産むまで本人も自分がそうなるとは予想できないのね、しかし産んだ直後、抱っこした途端っていうのはなかなか極端でした(笑)
アメリカ人にとって、パイというのはおふくろの味であり、たぶん幼い頃から成長とともにいろんな場面に出てくる思い出にまつわる味、料理なんでしょうねえ。米映画を観てるとダイナーでパイを食べるシーンてかなりありますよね。