20.《ネタバレ》 説明のない理不尽な恐怖現象に、ひたすら続く主人公の家族愛と内省。 典型的キング小説のシチュエーションですが、しかしこれ原作は10ページ程度の超短編。 映画用に大幅に引き延ばされたシナリオにも関わらずキング感があるのはすごいな、と思います。 ほぼキューザックの一人芝居を楽しむ映画ですが、ここまでワンマンショーだと役者的にもやりがいあって楽しかったでしょうね。 さて、ハッピーエンドかバッドエンドかで世間で解釈が分かれているラストシーンですが私はハッピーエンドだと思います。 なぜなら、支配人がわざわざ「よくやった」と意味深な事を言うシーンがあるから。 「よくやった」と褒めておいてバッドエンドじゃあまりにも無体すぎるでしょ… つか、わざわざどちらにでも解釈できるラストになってるわけですから、どう考えるかは観客次第。 だったらハッピーエンドの方がいいかな、と単に思ってるだけですが。 【あばれて万歳】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-08-26 20:04:03) (良:2票) |
19.《ネタバレ》 ホテルの支配人オリン(サミュエル・L・ジャクソン)が実に良い。何が良いって、前半に出てきたら、後半には一瞬しか出てこないのが良い。同じキング原作『シャイニング』の料理人ハロランのようなことにならなくって、ホッとした。 【伊達邦彦】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-07-10 01:50:56) |
18.《ネタバレ》 仕事で曰くつきの部屋にばかり泊まる、って流れは なんかどっかで見たような? でも事件に巻き込まれるまでがわかりやすくなっていてこれで良いと思います。 後半以降、なんでもありになっていくので賛否分かれそう。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-03-02 23:02:23) |
17.ほとんど出ずっぱりの1人芝居ですが、ホラーというか、コメディというか、ドリフのコント的な良さがあります。で?なんだったんだ?というのは抜きにしてもなかなかの良作に思います。 【たかちゃん】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-05-12 06:33:31) |
【TAKI】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-13 17:53:02) |
15.《ネタバレ》 キングの作品の映画版はハズレが多いですけれど、これは及第点。比較的映像化しやすい内容なのかもしれません。 好奇心の塊の主人公が半ばなめてかかって禁断の部屋に入ったものの、その恐怖が本物と知るやどんどん追い詰められ、ところが最後には自らの心に巣食っていた恐怖と言うか後悔の念というか、つまりは自分自身に打ち勝ち、恐怖の海から見事に生還するといったお話。主人公の心の動きが丁寧に表現されてます。 ただ、ワタシ的にはあまり印象に残らなかったなぁ… キャスティングが豪華過ぎたかな?もっと地味な俳優さんたちが演じていたら、恐怖がリアルだったかも、などと考えてしまいました。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-03-08 01:35:01) |
14.《ネタバレ》 ホテルに到着して、作家の主人公ととホテル支配人のやり取りから一気に引きこまれた。これからどんなことが起こるのだろうと。ベットの上にチョコレートが置いてあったり、鍵穴を覗き込んだり、窓の外から隣の部屋に移ろうとしたり・・・ありきたりだけれどそういう点でドキドキさせられた。終盤の部屋が水浸しになったり、部屋が爆発したりと大掛かりな演出には、逆に興ざめしてしまったかな。その点は残念だったけど、人が無残に殺されるグロテスクなホラーではないし、見終わった後に嫌な気分になるホラーでもない。それでも十分恐怖を味合わせてもらったので及第点です。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-01-24 16:10:52) |
13.ホラーであり、ファンタジーであり、一人の男の苦悩物語でもあり、と内容は盛りだくさんで、終始飽きませんでした。 恐怖も次に何が起こるのか予測出来ないため、見ていてそれなりに怖かったです。 ただ、男性の苦悩の深さが説明的にも演技的にもやや甘く、人間ドラマとしては深みが感じられなかったことが唯一残念でした。 【sirou92】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-12-07 15:30:07) |
12.《ネタバレ》 原作は未読ですが、もうちょっと主人公の暗部について観客に理解させる工夫が必要かと思いました。 ちょっとそこが唐突に主人公にダメージがある事である印象が薄い。 これでもかってくらいの恐怖と挫折感があってこそ、繰り返しの絶望感に繋がるのでは?という気がします。 私も、スタンリー・キューブリックが撮っていたらと考えましたね。無機質な静的恐怖感があった方がより怖いと思いました。 しかし、ジョン・キューザック演技は良かった。あの目つきはなかなか逝ってていいです。 【森のpoohさん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-10-07 01:01:04) |
11.よくぞこのように映像化できたね~、と感心したので6点。 無限ループの恐怖が良く伝わってきたし、主人公が男前の人気俳優でなく キューザックを持ってきたのが良かった。支配人のS.Lジャクソンも渋くて◎。 【MK】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-10-04 15:27:31) |
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10.《ネタバレ》 よく作ったな~、と。面白いんですが、結局あの部屋は何だったのか分からず仕舞い。釈然としない。後味はそんなに悪くなかったので6点。 【にしきの】さん [DVD(吹替)] 6点(2009-09-24 10:54:26) |
9.ジェットコースターホラー。怖いです。あの設定だけでよくぞここまで怖くできるもんだ。キングの筆力の勝利。 【わさび】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-08-16 04:23:42) |
8.《ネタバレ》 主人公が直近で肉親を亡くし心に傷を負っていてそこを悪霊が責め立てるという展開は、他のホラー映画にもよくあるパターンで(たとえば「エクソシスト」)自分としてはちょっと食傷ぎみでした。自宅でDVD鑑賞なので音響の効果がいまひとつで、やはりこういうホラーは映画館で観なくちゃいけませんね。登場する霊やモンスターがちゃちなのが興ざめでしたが、「ループの恐怖」はいいアイデアかと思います。キング先生はまた怒るでしょうが、この作品もキューブリックに撮ってもらいたかったなあ。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-08 22:04:22) |
7.《ネタバレ》 ところどころゾクっとくる。まさかの夢落ち!?と違った意味でもビックリしたけど、そんなことはなくて一安心。最愛の娘が死んでトラウマになってるのに、もう一度殺す悪逆非道っぷりは、正に『邪悪』。しかし「お客様の自由意志を尊重」し、「チェックアウトの準備」もしてくれる1408号室はホテルの鑑と言っても過言ではない…よね? 【九】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2009-06-24 22:43:34) (笑:1票) |
6.《ネタバレ》 原作は未読なのですが、夢オチかと思ったらもうひとひねりあったというのはなかなか面白かったですね。サミュエルLジャクソンの登場シーンがもう少し見たかった。 【あおみじゅん】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-04-22 14:44:58) |
5.《ネタバレ》 これは精神的に怖かったですね。もう物凄いことばかりホテルの部屋の中で起こるのですが、ホテルの部屋から絶対出れないというくだりが怖い。あそこまで行くと怪奇現象通り越しているような。またキューザックの演技が本当に素晴らしい。サスペンスや怪奇ものを好む方に一度はみてほしいなと思います。 【civi】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-03-18 21:46:39) |
4.想像以上に面白かったです。最近のサミュエルさんはわけわからんようなのも多数出演なすってて、これもその類いかなと推測して劇場に。 見所は本題に入りかけた頃のジョンとサミュエルの「泊めろ」「泊めない」の攻防戦。台詞も良く練られてたようで、間もお見事。早くその1408号室とやらを見たくてワクワクさせてくれます。 部屋に入ってのオカルト現象は真新しい驚きも無くどうってことなかったけど、脱出の為に隣室へ窓沿いに移動する古典的なシーンの方がかえって一緒にヒヤヒヤしてしまいました。 ラスト辺りであと5分くらい両者の絡みがあったらもう1点献上出来たのに残念。 あと、エンディングがスッキリしなかったので-1点かなぁ・・・。 ところで、生まれて初めてカーペンターズの歌で恐怖を感じた。。。 【Pea Shan】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-12-11 14:45:02) |
3.ホラーでもなく、意外な展開も少なく感じた。J・キューザック主演の似たテーマである『アイデンティティ』の方が、私にとって驚きもハラハラ度も上です。 【カワウソの聞耳】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-12-03 22:57:41) |
2.《ネタバレ》 ここ最近のジョン・キューザックの作品選択にハズレなしと踏んでいる自分。「この呪われた1408号室に宿泊した人間は必ず死ぬ!!」というおどろおどろしいキャッチコピーと、白目を剥いたポスターの図柄に思わず惹かれ鑑賞。鬼が出るか蛇が出るかと、思わずワクワクしてしまうこの手の設定。うんうん、これはジェットコースターに乗り込んでから最初の急降下まで、ゆっくりガタゴトと上る上昇スリルと同じ感覚を味わえる上出来のアトラクション映画ですね~。キューザック扮する作家が抱えていたトラウマ解決に至る流れは何とか理解出来たけれど、「1408号室」にそもそも漂っていた妖気の正体が果たして何だったのかが、結局はうやむやにされてしまった消化不良感は残ります。「邪悪の気」だったという解釈が正解なの?コケ脅し的「ブギーマン?風味怪人」の襲撃は全く不要だったのでは。サミュエル・L・ジャクソンは別に本筋に絡んでくるわけではないので、ほぼ全編キューザックの一人芝居。やっぱり彼の作品選択眼は手堅くハズレはないと再認識。楽しめました、満足っす!というかマジ怖かった~(笑) 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-11-29 13:44:16) |
1.《ネタバレ》 呪われた場所を取材し本にするオカルト作家・マイク・エンズリン。しかし、幽霊など見たことがないと呟く。ある日、送られてきたホテルのカードに、“何があっても決して1408号室に入ってはいけない”と書かれてある。そのドルフィンホテルの1408号室は56人の客が全員謎の自殺を遂げているという。そして支配人の忠告を無視し、ついにその1408号室に独り宿泊する・・という話。 米製作和ホラーで中越典子主演の「1303号室」なんてゆーのもありましたね。 スティーヴン・キング原作作品は数々映画化されましたが、ヒットした「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」はホラーではなく、感動話。「シャイニング」はキューブリック作に満足せず、別作品を作ってしまいました。「IT」も正体が○○だったんでガックリだったし・・。あまりの期待は禁物にと臨みましょw ホラー?トリック?サイコもの?夢落ち? なんかいろいろと仕掛けが起こるビックリハウス的な部屋にジョン・キューザックの一人芝居な感じはありますが、どの可能性もあり得るような流れに一体結末は?・・・まーキングですしね^^ で、サミュエルは何者だったんだろ? 最後は元奥さんがニヤリと笑えば更に不気味だったんじゃないかなぁと脚本変更を想像してみました^^; 【尻軽娘♪】さん [試写会(字幕)] 6点(2008-11-14 23:25:45) |