11.《ネタバレ》 いまひとつ気持ちが入らない感じでしたが、伊野が公衆電話で実家に電話するシーンはグッときました。最後、入院中のかづ子の前に、病院職員に扮した伊野が現れる、それはいいのですが、実際に顔を合わせているシーンをそのまま見せるのは、この監督らしくないと思いました。「最後に2人は病院で会いました。」ではなく「きっと会ったんだろうなぁ・・・」と予感させるような演出で締めてほしかったです。 【ramo】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-10-14 10:25:30) |
10.少し期待外れ。伊野と村民との結びつきなど、想像の範囲で物語が進んでいく。僻地の不便さも伝わりきっていない。 【noji】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-03-09 10:03:04) |
9.「その嘘は、罪ですか」 テーマはまさにこのフレーズそのもの。だが西川監督らしい何とも簡単に呑み込むことのできない演出が随所に散りばめられている。個人的に取ってつけたようなあのラストシーンは好きになれなかった。 鶴瓶をはじめ、主要キャスト全員の演技はとても素晴らしく、中でも余貴美子の自然な演技にはとても感心させられるものがあった。 【おーる】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-04-05 20:41:11) |
8.《ネタバレ》 同質的であることを前面に押し出す芸風の鶴瓶ももちろん、何を考えているかわからないような他者である。このキャスティングがいい。ところで、見終わったときはかなりいい感じだったが、日が経つと印象が薄れていく。 【ひと3】さん [映画館(邦画)] 6点(2011-03-20 23:32:00) |
7.期待しすぎたのかな。いい映画だと思いますが、TVの鶴瓶さんが垣間見えて、集中できなかったのが原因かしら。井川遥さんは最近いいですね。 【あるまじろ】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-08-07 20:39:37) |
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6.《ネタバレ》 評判通りだったけど、少し消化不良な感じ。母と娘のやり取りがすばらしい。井川遥も良かった。 【ラグ】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-07-13 23:19:26) |
5.《ネタバレ》 「その嘘は、罪ですか。」とあるように、考えさせられる内容で、また俳優陣もとても良かっと思うが、偽医者だと分かった後の村人の冷たい態度は逆に狙いすぎな気もしないではない…。余談だが、井川遥さん本当に美人だな。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-06-11 17:17:05) |
4.《ネタバレ》 二人の場面になると、いい。多人数の公的な場では、ニセモンとニセモンに気づかない振りをしている人とが、暗黙の了解でもたれあっていられたのに、二人きりになると何か剥き出しになってしまう。八千草薫の家でぶきっちょに大葉を刻むところ、(厳密に言うと三人目の患者がうんうん言って横たわっているのだが)余貴美子が気胸を指示するところ、など。逆の意味で、剥き出しにしてるのに気がついてもらえない、瑛太に告白する場も面白い。鶴瓶のいかにも善人顔が、時折うさんくささに見えてくる。そういうホンモノとニセモンの関係といった形而上学的テーマ、それに「何にもしてもらいたくない」患者をどう扱うべきか、という倫理のテーマ、さらに無医村問題という社会派テーマ、と盛り込みすぎて焦点がぼやけてしまった感じもある。余貴美子は、今の邦画界で貴重なバイプレイヤーの位置を確保してるなあ。 【なんのかんの】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-04-12 11:58:43) |
3.お年寄り達の迫真の演技がすごい。あれ?これは素か。故郷の親の事を考えさせられる映画でした。う~ん、決して悪くないし雰囲気とか好きなんですがグッと来るモノがなかった。たぶん、主人公の心情があまり描かれていない点と、映画終盤で村の人たちは伊野から得るものが無かったんじゃないかとちょっと残念に感じてしまった点が個人的原因だと思う。いや、変にドラマチックじゃない分、実はかなり現実的な映画なのかもしれませんね。 【雪駄】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-07-09 01:37:42) |
2.《ネタバレ》 資格と資質のテーマって本物以上の腕が前提にないと成立たないわけで、結局は未熟なもぐりが怖くなって逃げ出したって話になってしまった。/タンクトップの井川遥がいい。この人は2時間主役を張り続けるスタミナはないけど、短時間だと抜群の存在感を発揮する。もっくんと似たタイプだから、そう遠くないうちにCMにひっぱりだこになるに違いない。旬の女優を捕まえるのが西川監督は上手い。/ラストにはホッとしたけど、ああやっぱり素の鶴瓶の映画だったな。 【michell】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-07-03 18:04:14) |
1.《ネタバレ》 善人や、スターや、神様は周りの人間次第でいくらでも作りあげられるものです。本人に善意があろうがなかろうが、能力があろうがなかろうが、祭り上げれば人格は出来上がってしまう。それは時に心地よく、時に恐ろしいことであったりする訳なんです。 一見、人情ドラマのようなこの作品ですが誰もストレートに感情を表現しません。とても淡白なので、わかりやすい感動ドラマを見たい人には到底オススメできません。イノ先生が結局どういう思いで医者をやっていたのか、それは本人にしかわからないし、周りの人々がどういう思いでイノ先生と接していたのかも多くは語られません。人それぞれの解釈ができると思いますが、素敵なラストシーンが全てを物語っちゃってる気がしますね。やはり一味違う映画を撮る西川監督ですが、間を大事にしすぎるあまりか、テンポの悪すぎる進行は、長さを感じさせ、眠気を誘いました。 【すべから】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-06-30 11:29:16) |