2.序盤はコメディ色が強いけど、構成が韓国目線といった感じでいまいち笑えなかった。
若い娘が卑猥な言葉を連呼するシーンも韓国の人からすれば滑稽で面白いかも知れないけど、日本人から見ると別に違和感のないシーンだったりする。
まあ、字幕では卑猥な単語が表示されるので理解はできるけどね。
0円の携帯電話に驚くシーンなんかも日本人的には当たり前すぎて滑稽さが伝わり難い。
中盤はシリアスな展開に様変わりして、終盤は切ないラブストーリー。
心の狭い韓国人のお陰で、なんだか感動的な物語のようになっているけど、そもそも相手を許す気持ちが少しでもあったら、あんな些細な誤解なんて簡単に乗り越えられたような気もする。
それでも、宮崎あおいの京都弁は味わい深くて可愛いし、京都の街並みも美しい。
2人がお互いに言葉を覚えていって次第に会話が通じるようになる過程も微笑ましくて良かったと思う。
あと、どうでもいいことだけど、韓国の約束は面倒臭い。