1.《ネタバレ》 言わずと知れた国民的少年漫画『ONE PIECE』。前作の「STRONG WORLD」から原作者の尾田栄一郎が制作に参加するようになり、只の週刊誌漫画の映画化とは思えない力の入れようとなっています。特に驚くのは作画の凄さ。私はアニメには詳しくないですが、終盤のゾロ、サンジ、ルフィ三者の戦いはカメラがあっちこっちに飛び回り、その戦いの中でマグマは飛び散るわ蔦が動き回るわ、もうとんでもないレベルの作画ということは素人でも分かります。
コメディパートはやや映画全体のテンポを失っているとは思うものの、フランキー将軍(ロボ)に完全に無関心なナミとロビン等クスッときた場面も沢山ありました。
あと観客への露骨なサービスがすごかったですね。女性クルーではシナリオ的には完全に必要のないロビンのダンスやナミのロリ化&急成長(しかもなぜか喘ぐ)、男性クルーではタオル一枚でケツが度々映される温泉シーン等。
ただそれらの過剰なサービスを観に行ったかと言うと私はそうではなかったので満足できたかと言われれば甚だ疑問です。