1.《ネタバレ》 オープニングで序文を出すことによる時代背景の解説あり、軍隊から派遣された新鋭技師とベテラン現場監督との衝突の後の結束あり、父と娘の親子愛あり、娘と技師とのロマンスあり、潜入者の破壊工作あり、悪役との銃撃戦あり・・・などなど、教科書のお手本通りな映画という印象であります。
鉄道建設を巡る南北間の争いは、実際にこの映画で語られているようなバトルが至る所であったと思われ、それを考慮し思いを馳せてみると、こういった先人たちの努力のおかげで鉄道列車の中で繰り広げられる様々なサスペンスドラマが作られているのだという事を改めて知ることができ、観終わってみて非常に感慨深く感じられる映画です。