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ザ・ベイ

[ザベイ]
The Bay
2012年上映時間:84分
平均点:6.38 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-05-31)
ホラーSFパニックもの
新規登録(2015-02-09)【鱗歌】さん
タイトル情報更新(2022-04-15)【イニシャルK】さん
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監督バリー・レヴィンソン〔1942年生〕
キャストクリストファー・デナム〔1985年生〕(男優)
クリステン・コノリー(女優)
郷田ほづみ(日本語吹き替え版)
原作バリー・レヴィンソン〔1942年生〕
製作バリー・レヴィンソン〔1942年生〕
ジェイソン・ブラム〔製作〕
スティーヴン・シュナイダー
オーレン・ペリ
製作総指揮コリン・ストラウス
グレッグ・ストラウス
配給パルコ
ハピネット・ピクチャーズ
あらすじ
チェサピーク湾に面した穏やかな港町クラリッジ。ある日、2人の海洋学者が湾の水質に異変を発見、湾内の魚の体内からは異物が… 彼らは町に警告するが、その声は独立記念日に沸く町の人々には届かなかった。一方、大学の活動の一環として撮影クルーとともに独立記念日のお祭り騒ぎを取材していたドナ。彼女の眼前で、正体不明の寄生虫が、次々と姿を現し猛威を振るうのだった。 お祭り騒ぎの平和な田舎町が、謎の寄生虫によって瞬く間に惨劇の舞台へと変わる様を「レインマン」のバリー・レヴィンソン監督と「パラノーマル・アクティビティ」のスタッフが、ファウンドフッテージ・スタイルで描く。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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3.《ネタバレ》 POVによるモキュメンタリーとしては、非常に丁寧に作りこまれている作品です。他の同手法の作品は、びっくり箱的だったり、やたらゴチャゴチャしてることが多いですが、この作品はかなりハイレベルにリアリティを追求してます。
ただ、それだけに寄生虫の造形はどうなんだろうなぁ…?他の方も書いてますが、やっぱリアルな寄生虫が良かったんじゃないでしょうか?クリーチャーものになっちゃいますよ。
それと、仕方ないとは思うんだけど、登場人物の多くが無防備すぎ。てか、考えなしで浅はかすぎ。そうじゃなきゃ物語が始まらないってのは解るんだけど、そのあたりのお約束感がやっぱ不自然。リアリティが揺らぐんです。
そんな訳で少し減点です。
タコ太(ぺいぺい)さん [DVD(字幕)] 6点(2015-07-22 00:04:34)
2.《ネタバレ》 2009年、7月4日。穏やかな港湾に面したアメリカの地方都市クラリッジはその日、独立記念日の祭典に沸いていた。花火が打ち上げられ、たくさんの屋台が道路に軒を連ね、海岸ではカニ早食い競争が開催されていた。人々は朝からビールを飲み、そんな平和な夏の休日を満喫していたのだった。だが…、彼らはまだ知らない。海に隣接する大きな養鶏場から連日のように廃棄される鶏の糞には危険な科学物質が大量に含まれていて、さらにはそんな危険物質を含んだ海水が市の“海水淡水化事業”により、人々の飲み水として大量に供給されていたことを――。化学物質の影響で突然変異を起こした恐ろしい寄生虫によって、突如として阿鼻叫喚の地獄絵図へと変貌してしまった港湾都市の悲劇を、遺された大量の映像で再構築して見せるモンスター・パニック作品。こういうジャンルにありがちな所謂フェイク・ドキュメンタリーというスタイルで撮られた作品なのですが、そこはさすがアカデミー賞の栄誉に輝くバリー・レヴィンソン監督。取材していたテレビカメラの映像や、監視カメラ、実家へと帰省する若い夫婦のプライベートビデオ、パトカーの記録映像、当事者によってネットへと投稿された動画などなど、様々なフェイク映像を抜群の編集センスによって繋ぎ合わせることで、この手の作品によくある“視点が最後まで変わらないのでストーリー展開が単調になりがち”という弱点を見事に克服しておりました。最後まで全く緊張感を途切れさせずに見せ切るこのサスペンスフルなストーリーはなかなかのクオリティ。被害者の身体の中や魚の体内に蠢く寄生虫たちの見ているだけで鳥肌立ちまくりの悶絶気持ち悪さといったら、もうトラウマもの!!それに群像劇としてもなかなか良く出来ていたんじゃないでしょうか。ただ、「これからこの超気持ち悪~いこいつらが大量発生して生き残った人々をさらに殺し捲るんだろー。もうヤバいってーー!」とワクワクしながら観ていたのですが、最後はけっこう呆気なく終わっちゃったのが残念!こういうモンスター・パニックもののクライマックスは、やっぱりもっとやり過ぎってくらい無茶苦茶な阿鼻叫喚にしてもらわないと。と、そこだけ残念ではありましたけれど、全体的には気軽に観られるB級パニック映画として、僕は充分楽しめました。ただ、これから食事しようという方(特に魚料理!笑)は観ない方がいいかもね~。確実に食欲がなくなります!!
かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2015-07-13 22:24:33)(良:1票)
1.チェサピーク湾に面した、とある小さな街で、奇妙な疫病が発生。それは寄生虫の仕業によるもので、人間の体内で急速に成長しては感染者を増やし、町は瞬く間に感染者だらけになっていく、という訳ですが……これ、フェイクドキュメンタリーの形式なんですね。取材カメラ、一般人の撮った動画、監視カメラなどを模した映像のコラージュになってます。それによってリアリティを出そうってことなんでしょうけど、正直「映像が下手くそだからリアルに見えるはず」ってなスタンスは基本的に関心できないし、取材カメラまでがこんなにヘタクソって、逆にあり得んでしょ、とも言いたくなるんですけれども。しかし本作、必ずしも「リアルに見せること」にのみ腐心してそこにとらわれ過ぎちゃうような作品という訳ではなく、たまたま撮られた映像の数々を誰かが編集したという体裁になっている上、BGMも挿入されていて、要するドラマが作りこまれた形になっています。だからそれなりに盛り上がる。ドラマったって、何がどうなってこうなりましたと時系列に整理して語るのではなく、それこそよくできたドキュメンタリー番組のように、時間や視点を行き来しながら事件の全貌を描き出していくことで、群像劇としての面白さを出すことに成功しています。町が平穏だったころに無邪気な表情で映像に映っていたあの人この人が、やがて迎える悲劇。こういうフェイクドキュメンタリーの形式をとる必要があったのか、という疑問が消えるには至らないとは言え、確かにある種の効果を上げてはいるかな、と。ただあと一点、「寄生虫」の造形として、ああいう「ムシでございます」と言わんばかりの形態を思いつくセンスというのはやっぱりよくわからん。線形動物とか扁形動物とかヒモ形動物みたいな形態こそが、不気味さの象徴だと思うんですけども。
鱗歌さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-02-14 00:29:58)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.38点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5225.00%
6337.50%
7225.00%
800.00%
9112.50%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 3.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 3.00点 Review1人
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