1.《ネタバレ》 な、なんてこった・・・・・!
まさか、・・・まさか、・・・・誰も脱がないなんて・・・
いったい何を考えているんだ・・・
とまあ、それはさておき。今回最大の見どころは、なんといってもダニー・トレホVSサメ。
サメと戦うダニー・トレホを見られるのは、この作品ぐらいではないでしょうか。
サメの首をでかいナイフで切り落としちゃうダニー・トレホ。
その直後に食べられちゃうダニー・トレホ。
いやー、作り手のみなさん、よくわかってらっしゃいますね~。ダニー・トレホの正しい使い方!
ちなみに、オープニングはともかくとして、前半すごく真面目です。
チョーB級映画なのに、A級っぽい雰囲気作ろうと必死です。
でも研究所が襲われたあたりから次第にボロが出始めて、本来の自分を取りもどしはじめます。
『はっ!そうだ・・・オレはB級映画だった・・・。何をかっこつけていたんだ・・・』
そこからは、後半、そして終盤になるにつれ、登場人物達の知能指数は急下降。見事なまでに下がっていきます。
なにせ誰も本気で生き残ろうなんて考えていません。(多分)
『さて、どうサメに喰われてやろうか?』みんなそればっかり考えています。(多分)
だから前半は退屈ですが、後半はもっと退屈です。
でも、こーゆーバカ映画が作り出す退屈な雰囲気、結構好きなんです。
前半を我慢すれば、中盤以降はきっとあなたが見たいものを見せてくれる、そんな映画です。