1.《ネタバレ》 ど・・どこに出ていたんだ?サム・ペキンパー??
オリジナルのほうも観てみようということで借りてきました。
しかしこの作品の映画化って今までに3回もしてるんですね・・
SF古典ということでSFファンならばぜひとも観ておきたい作品です。
リメイクが流行っているので作品をより理解することでオリジナルも見ることにしています。
ただしSFサスペンスとなれば私は2作目のほうが好きかなぁ・・
最後のどんでん返しとSFは根本的には結末は暗いオチが面白い。
こちらのオリジナルは全体的には好きですが、
ラストがありきたりでした。
宇宙生命体による地球侵略が何なのかがなかなかわからない、
これは良いと思いましたがさて初めてこちらを観るとわかりやすいものか?
時間が大変短い作品なのでテンポはあるのですが、
中半にならないとソレが登場しなかったり、
コピー人間がいきなりソコに横たわっているなど唐突すぎ。
ただし、2作目でマユのようなものをコピー人間がかかえていたのが、
この作品ではお菓子の(さやえんどう)そのまんま!
これは私は気に入りました。
2作目を先に観ておいたので大変わかりやすかったのですが・・
後半に人面犬はでてはこなかったけれど(当たり前)
2作目で人面犬を出した遊び心は同じところにありました。
冒頭の入り方主人公の説明はこちらのほうがテンポがよく好感。
久しぶりに帰郷して街がどこか変わっていた・・
こちらのほうが説得力があります。
あと、この作品はすごく光と影の使い方が上手だなぁと感心。
ドン・シーゲルが監督をしているのですが、
この方は2作目のリメイク作品にも俳優で出演しています。
どこに出ていたのか元の顔がわからなくて残念。
このシリーズは意外と面白いSF作品なのです。
気持ち悪いエイリアンが人間の体をのっとるような映画なのに、
そういう描写はあまりなくてほとんど心理サスペンス。
ソレなのに面白いのです。