2.《ネタバレ》 デ・ニーロ、モーガン・フリーマン、トミー・リー・ジョーンズの豪華競演。
近年、ハリウッドでも爺さんたちが元気です。
こういう爺さんトリオものが増えてきたなあと思いますが、
中でもカッコいいのが、今は落ちぶれてしまったけど、往年の西部劇の大スターを演じるトミー・リーですよ。
撮影中の事故に見せかけて彼を殺して保険金を騙し取るというストーリーなんですが、
カメラが回る中、なんだかんだでことごとくその危機を切り抜け、ことごとくそれが名シーンになっていく。
彼を殺しに来た、フリーマン演じる、無類の映画好きのギャングのボスも惚れ惚れしてしまう。
西部劇のヒーローとはかくあるべき。
時の流れと共に映画の流行も変わっていきますが、変わるべきではないこういうお約束もいいものです。
この「西部の老銃士」がラストのように大ヒット作になるかは別ですけどね。