2.《ネタバレ》 甘利田先生の転任先になぜかあの神野が転校。神野は前作の常節中学校から今作の黍名子中学校に転校。それなのに、将来は教師になって給食を食べるために教育学科のある常節高校を受験。受験会場で昔の常節中学校の級友たちと再会。常節高校に通えるなら、なんで常節中学から転校したの? 常節中学は給食がなくなったから?
前作同様、甘利田先生と神野の給食愛たっぷりの作品でした。前作では甘利田先生にとって神野はライバル的存在だったとおもいますが、今作では2人が友情というか同士愛みたいなもので結束して行動していたのがほほえましかったです。
それにしても、前作では名前もよくわからなかった教育委員会の男、鏑木(甘利田先生の命名では海坊主)がまたしても登場。結局は前作同様、鏑木の思い通りになってしまい、甘利田先生は転任させられてしまうのが、今回も不満でした。この手の映画だと、最後には敵役をギャフンと言わせて爽快に終わるものですが、なぜか「おいしい給食」はそうならないのが不思議。
でも次の転任先は函館。きっと北海道のおいしい給食を守るべく、奮闘してくれることでしょう。
甘利田先生のオーバーなリアクションがマンガの実写版みたいに見えますが、マンガが原作ではないのですね。最初はオーバーすぎると思っていましたが、見慣れるとおもしろいです。