1.《ネタバレ》 観てる最中は率直に、最終作にしては脚本が弱いな…(話にスペシャル感がねーな…)と怪訝に思いつつ居たのですケド、なんかどうも根本的に勘違いだったよーで(⇒でもポスターに「最期」みたいなコト書いてなかったっけ?)別に今作が完結編というワケではないってコトみたいですね。。ただ、映画のつくりそのものはかなりグレードアップしてまして(宮崎ロケとかもそう)、前田のあっちゃんも然るコトながらやっぱ池松壮亮さんの存在感とゆーか端的なクオリティは凄かったですね。アクションの質・量も申し分無く、多少クセは有る方の映画だとは思いつつ、それでも娯楽作としては(既に)手堅いってレベルで広く楽しめるのではねーでしょーか。やはりオススメは出来るシリーズですね。
ただ……再度言わせて貰うと、ちょっとお話自体の出来 or 中身の詰まり具合みたいなトコロには、やや残念な感じも在りますかね。特に、前述どおり池松さんは役づくりからして相当に高度に好い感じに仕上げてきてたと思うのですが、その意味ではちょっと「喰い足りない」とゆーか、もっとココにもクオリティを詰め込めたのではねーか…的な感覚もあり(その辺は、もしかしたら前田敦子さんのトコロにも同様のモノがモヤモヤしてるかも知れません)。主役のふたりのシーンで(アクションにしてもドラマにしても)少なくとも映画の半分は埋まってしまう必然があるハズなのですから、残りの半分は誰かの話に絞った方が…というコトかも知れないですかね(実際には中々そうもいかず、他のモブキャラの話だって挿し挟まずには居られないのであって)。コレはもう、連続ドラマの方も観れば好いのですかね…??…