1.「海のF1レース」と言われる「アメリカス・カップ」を題材として扱ってるのだが、なんかぬる~い青春映画にまとまってしまっているのがとても残念(本当はシンジケートを作って何十億円も注ぎ込む、一大プロジェクトなのだよ<アメリカス・カップ)。ヨット・レース、特にマッチ・レースは「戦略と戦術、そして格闘技の要素を持ってる事」を、それこそお腹一杯になるまで見せつけてくれればまた評価は違っただろうとは思うが。まあこれのおかげで「アメリカス・カップ」「ルイ・ヴィトン・カップ」もメジャーになったのだからコッポラ様々、デニス・コナーも大いに喜んだ事でしょう(苦笑)※デニス・コナー=アメリカ艇「スターズ・アンド・ストライプス」のスキッパーで、現「チーム・デニス・コナー」シンジケート総帥。オーストラリアに奪われたカップを奪還し、一躍「アメリカの英雄」になった人。因みに2003年現在、カップはオークランドの「ロイヤルニュージーランドヨットスコードロン(チーム・ニュージーランド)」が保有している。