4.《ネタバレ》 ファンタジーとしてみれば微笑ましい映画です。まあ、あんまりいろいろ考えちゃ駄目ですね。パパがサンタクロースになるなんて素敵じゃないですか。子どもにとっては夢でもあり、大人にとっては忘れてしまった希望なのかも知れません。そんなことをふと思い出させる映画です。でも、こういう映画にありがちな、現実(親権のことやら何やら)を織り交ぜて、子どもの言葉や夢を「誇大妄想になる」とか「病気だ」なんて捉えてイライラ感(ハラハラドキドキ感)を織り込んだのは、間違いなんじゃないかと思う。どうせ、ファンタジーなんだからもっともっと暖かく、夢いっぱいの映画にしてほしいと思った。