男はつらいよ 寅次郎紙風船のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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男はつらいよ 寅次郎紙風船

[オトコハツライヨトラジロウカミフウセン]
1981年上映時間:101分
平均点:6.58 / 10(Review 26人) (点数分布表示)
公開開始日(1981-12-28)
ドラマコメディシリーズものTVの映画化
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タイトル情報更新(2024-08-14)【イニシャルK】さん
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監督山田洋次
助監督五十嵐敬司
キャスト渥美清(男優)車寅次郎
音無美紀子(女優)倉富光枝
倍賞千恵子(女優)諏訪さくら
前田吟(男優)諏訪博
吉岡秀隆(男優)諏訪満男
下條正巳(男優)車竜造
三崎千恵子(女優)車つね
太宰久雄(男優)桂梅太郎
佐藤蛾次郎(男優)源公
笠智衆(男優)御前様
笠井一彦(男優)中村
谷よしの(女優)旅館沖吉の仲居
犬塚弘(男優)
前田武彦(男優)柳文彦
東八郎(男優)安夫
地井武男(男優)小田島健吉
岸本加世子(女優)小田島愛子
小沢昭一(男優)倉富常三郎(特別出演)
原作山田洋次
脚本山田洋次
朝間義隆
音楽山本直純
作詞星野哲郎「男はつらいよ」
作曲山本直純「男はつらいよ」
主題歌渥美清「男はつらいよ」
撮影高羽哲夫
製作島津清
企画小林俊一
配給松竹
美術出川三男
編集石井巌
録音松本隆司(調音)
鈴木功
照明青木好文
その他山田洋次(4Kデジタル修復版総合監修)
近森眞史(4Kデジタル修復版)
岸田和美(4Kデジタル修復版)
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9.《ネタバレ》 シリーズ28作目。きちんと出るには出たけど、あまりに本作に絡まない紙風船の小道具っぷりよ。
寅の夢にマドンナ2人が出てくるのは、シリーズ初かな?
ガードが硬そうで、いったん心を許すとノーガードな愛子が可愛い。そんな愛子に、相部屋なのに変な気を起こす気配も感じさせない寅の落ち着き具合。この2人はそれはそれでイイコンビ。マグロを抱えた兄の登場が、これまた勢いがあって好き。

一方でマドンナの光枝は可愛らしい大人の女。それでいてどこか影があって。どうして歳の差もあるテキ屋の常三郎と一緒になったんだろう?って女性。だけどなんか、この夫婦に説得力を感じてしまった。
旅館で働き出した光枝。寅と話してる最中、ガラッと窓を開けて掃除する、同僚の視線に背を向ける光枝。察した寅が「何か辛ぇ事ないのか?」に「大丈夫、仲居みたいな仕事は前にやったことあるから」って。あぁ、この人同僚なんかと上手くやれないタイプなんだ。だから夫の仕事仲間の愚痴も出るんだ。

駅前の別れのシーン。光枝の方から話を振ったくらいだから、寅の回答次第だったんだよな、ここは。病人相手だから適当に相槌打ってた事にする奥手の寅と、それ聞いて安心した事にする人付き合い下手な光枝。なんでか常三郎を悪者にして話をまとめる二人。常三郎はこの不器用な二人が大好きだったんだね。
失恋に追い打ちを掛けるように、不採用になった寅の乾いた笑いが忘れられない。
何より全編通して流れる笛の音のテーマが物悲しい。でも嫌いじゃない一作だなぁ。
K&Kさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2023-11-21 01:00:13)
8.《ネタバレ》 「実は意外と珍しい寅さんの『泥酔』(単なる酒酔いではなく)」「マドンナとサブマドンナが同一シーンの同一ショット内に遠近で登場」など、今回もちょこちょこ新しい試みには挑戦しています。●マドンナは何と音無美紀子!割と地味目な真面目な役が多い人なので、この待遇は嬉しい!と思っていたのですが、設定が「テキ屋の女房」!残念ながらこれは合ってない!いや、こういう同業界的なマドンナって貴重ではないかと思うのですが、よりにもよって庶民派一般人女優の代表格(?)の音無さんを当てんでも。●「亡くなった友人から妻の後添えを頼まれる」という強烈なネタも、その後の心理の綾をあまり使いこなせてないような・・・。あの夕暮れの駅のシーンだけというのはもったいないです。定式ホームコメディの枠にはやや重いネタだったのかもしれません。ただこれで、「やっぱり寅にはきちんと恋愛の修羅場に立たせないといけない」と監督が考えたのが、問題作レベルの次作「あじさいの花」につながったのかもしれん、とか想像するのも楽しい。●というわけで、音無さんの映画ヒロインというのは貴重だし、何だかんだいってこの後添え設定も味わい深いので、点数は甘め。味付けはいまいちながら、素材の良さだけで楽しめる料理、といった感じ。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-10-16 00:16:12)
7.《ネタバレ》 ストーリー全体が少しテンション低めで悲しいストーリーの印象を受けますがけっこう好きな作品です。
採用結果のシーンで少し泣きそうになりました。
まっかさん [DVD(邦画)] 6点(2020-04-05 20:17:30)
6.《ネタバレ》 岸本加世子登場の前半の動と、後半の静、が対照的。
それにしても、寅さんは結婚には向かないんだな、と実感。
もしかすると寅さんは「草食系」の元祖かもしれない。相手に強く押され続ければ結婚するんだろうと思うけど、そういう相手には合わない。
最後近くの、就職結果に笑う寅さんが印象的。今回は寅さんがちょっと可愛い感じの作品だった。
simpleさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-07-26 20:26:31)
5.《ネタバレ》 ○まさかの就職!?なんて、また無理に決まっているのに。マドンナとうまくいかず旅に出るというときに来る不採用通知。泣きっ面に蜂ですよ。○マドンナとうまくいかないいつもの感じは久しぶりの印象。突然結婚相手が~なんていうより好きだな。雰囲気のいい相手だったし。○冒頭の同窓会エピソードがなかなか酷いのと、いつぞやの泉ピン子のような岸本加世子がうるさかったのが残念。○チョイ役の地井武男がなかなかの存在感。
TOSHIさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-05-24 21:59:57)
4.《ネタバレ》 マドンナの音無さん、雰囲気があって良かったです。寅さんはやっぱり最後には諦めてしまいましたね。あそこで押してたら・・・なんてね、いつもの事です。もしもの看病話といい就職落選時といい、おばちゃんの優しさ大好きです。結構好きな作品だったんですけど、岸本加世子さんの役柄が個人的にうるさいので減点してこの点数。
movie海馬さん [地上波(邦画)] 6点(2012-10-20 21:29:53)
3.「男はつらいよ」フリークの皆様、ご無沙汰しております。久しぶりの寅さん映画のレビューです。初期の頃はともかく、松竹のドル箱シリーズになってからの寅さんは、年に二回、恒例夏とお正月の公開になってました。名付けて「夏シリーズ」と「冬シリーズ」。それぞれ好みはあるかもしれないけれど、自分は断然「寅さん夏シリーズ」に好きな作品が多いです。リリー三部作は全部夏だし、好きな「浪花の恋」「夕焼け小焼け」もそう。あ、でも八千草薫さんの「夢枕」は冬かあ・・・。やっぱ一概には言えないのが、このシリーズの奥深いところ。でも全体的に夏作品の方が、寅さんの旅先での行動にも動きがあって楽しいんですよね。夏祭りで、手ぬぐいで汗を拭き拭きテキ屋の口上を述べる寅さんの「一幅の画」も理屈じゃなくてとにかく好き。さてさてこの冬作品は・・・ちょっと一抹の物寂しさが漂ってます。岸本加代子のフーテン娘が場の賑やかしを担当しているものの、肝心のマドンナが地味生真面目系の音無さんなので、なかなか会話も弾みづらい。彼女がタバコを吸う事自体は、そんなに僕は気になりませんでした。実際テキ屋の女房ってあんな感じなのかなって思ったり。冬の寒さが身にしみるような展開で、特に好きな作品とは呼べないけど、まあシリーズ中では標準作かなと。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(邦画)] 6点(2010-11-27 11:31:18)
2.小沢昭一も本シリーズに出ていたとは・・・
映画を沢山観れば観るほど、色んな俳優・女優が出ていたんだなぁ~と感じる奥が深いシリーズである。
にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-06 17:09:40)
1.《ネタバレ》 マドンナに音無美紀子、一応、もう一人、岸本加代子もいるけど、やっぱり正式には音無美紀子のシリーズ第28作目は出来としては平凡な感じではあるものの、それなりに楽しめる出来にはなってると思います。この作品の中で、1番可笑しかったのは寅さんが言う「良い女が泣くと笛の音に聞こえるんだな。」「だけどおばちゃんが泣くと夜鳴き蕎麦のチャルメラに聞こえるんだよ。」ていう台詞、落語でも聞いているようで、可笑しい。もっとも寅さんシリーズは全て落語の世界な訳ですが、それにしても本当に山田洋次監督は落語が大好きなんだなあ!てこのシリーズを観る度に毎回、思います。
青観さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-30 22:41:11)
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【点数情報】

Review人数 26人
平均点数 6.58点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5519.23%
6934.62%
7623.08%
8519.23%
900.00%
1013.85%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 6.00点 Review2人
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