マリア様がみてるのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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マリア様がみてる

[マリアサマガミテル]
2010年上映時間:90分
平均点:6.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-11-06)
ドラマ青春もの学園もの小説の映画化漫画の映画化
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タイトル情報更新(2023-07-30)【イニシャルK】さん
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監督寺内康太郎
キャスト波瑠(女優)小笠原祥子
未来穂香(女優)福澤祐巳
平田薫(女優)水野蓉子
坂田梨香子(女優)支倉令
広瀬アリス(女優)武島蔦子
高田里穂(女優)藤堂志摩子
碓井将大(男優)柏木優
滝沢カレン(女優)佐藤聖
脚本寺内康太郎
佐上佳嗣
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1.《ネタバレ》 原作もアニメも見ていない。
まず序盤はかなり笑わされた。実写にすると異世界ファンタジーというか、ほとんど茶番に見える劇中世界を大真面目に演出していること自体がユーモラスである。主人公の存在もかなり笑える要因になっており、訥々とした口調で極端な表情を見せられるので大笑いする。
そのうち次第にこの世界にも馴染んで来ると、怖そうに見えた上級生が見せる情愛にキュンとさせられたりするようになる。そもそもお姉さま方が意味不明な権威をもって四囲を睥睨するだけの存在ではなく、要は生徒会の仕事をする人々であって、学園祭では自主事業に取り組むなど結構まともに活動しているらしいこともわかり、それなりの敬意をもって見なければならない人々だと思わされる。偉そうにしていても所詮は高校生だと自戒していたのも賢明な資質を思わせた。
ストーリーとしては原作準拠とのことで、当然ながらまともに見られる物語ができている。最初は今どき「わらしべ長者」かと思ったが、そこから“ずっと握ったままで離さない”というところにつながったのは少し感動的だった。上級者に尻尾を振って成り上がろうとするのでなく、また「賭けとか同情とか」でもなく、それぞれの矜持を保ったままで互いに認め合っていく展開は素直に受け入れられる。最後の写真のタイトルというのも泣かせるものがあった。
ほか女子同士の疑似恋愛的なものがそれほど前面に出ていないのも見やすい理由と思われる。一度アニメ化されたものを実写にすると叩かれるのが普通だろうが、スタッフは今回いい仕事をしたのではないか。
ちなみに「マリア様のこころ」はよくできた曲だと思ったら本物の讃美歌だった。

登場人物としては、カワイイ系美少女ばかりでもなく意外に臈たけた感じの人物もいたが、上下の差を強調するため演者の年齢に幅があるのは当然といえる。波瑠はあまり可愛く見えないが、それは役柄というか本人のキャラもあるだろうからいいとして、未来穂香(当時)と1歳差にはとても見えないのは笑った。未来穂香という人は、その後にいろいろあって現在は矢作穂香という名前(本名)で活動しているので今後の活躍にも期待したい。ほかにも秋山奈々(現:秋山依里)や高田里穂さんなど見たことのある顔が出ていたのが嬉しい。広瀬アリスは今回それほど目立たないが可愛く見える役だった。ついでにシンデレラのネズミもかわいい(ヒゲをつけたのがよかった)。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 7点(2020-04-25 08:54:28)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5133.33%
6133.33%
7133.33%
800.00%
900.00%
1000.00%

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