おとうと(2009)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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おとうと(2009)

[オトウト]
2009年上映時間:126分
平均点:5.79 / 10(Review 43人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-01-30)
ドラマ
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タイトル情報更新(2024-02-23)【イニシャルK】さん
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監督山田洋次
助監督平松恵美子
キャスト吉永小百合(女優)高野吟子
笑福亭鶴瓶(男優)丹野哲郎
蒼井優(女優)高野小春
加瀬亮(男優)長田亨
小林稔侍(男優)丹野庄平
森本レオ(男優)遠藤
加藤治子(女優)高野絹代
小日向文世(男優)小宮山進
笹野高史(男優)丸山
石田ゆり子(女優)小宮山千秋
茅島成美(女優)丹野信子
キムラ緑子(女優)大原ひとみ
ラサール石井(男優)警官
佐藤蛾次郎(男優)鍋焼きうどんの出前
近藤公園(男優)
池乃めだか(男優)
中居正広(男優)ホテルマン
北山雅康(男優)
横山あきお(男優)ジローさん
松野太紀(男優)
五頭岳夫(男優)
出演渥美清車寅次郎(アーカイブ映像)
脚本山田洋次
平松恵美子
音楽冨田勲
撮影近森眞史
製作松竹(「おとうと」製作委員会)
テレビ朝日(「おとうと」製作委員会)
朝日放送(「おとうと」製作委員会)
博報堂DYメディアパートナーズ(「おとうと」製作委員会)
木下グループ(「おとうと」製作委員会)
読売新聞社(「おとうと」製作委員会)
松竹ブロードキャスティング(「おとうと」製作委員会)
平城隆司(「おとうと」製作委員会)
木下直哉(「おとうと」製作委員会)
大谷信義(製作代表)
製作総指揮迫本淳一
プロデューサー深澤宏
山本一郎〔プロデューサー〕
制作松竹
配給松竹
美術出川三男
編集石井巌
録音岸田和美
西尾昇(デジタル光学録音)(デジタル光学録音)
東京テレビセンター(オブチカルレコーディング)
照明渡邊孝一
その他市川崑(献辞)
東京現像所(現像)
幸田文(協力「おとうと」)
北条秀司(協力「王将」)
行友李風(協力「国定忠次」)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1
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11.《ネタバレ》 毎日、惰性でお酒を飲んでいたが、最近、毎日お酒を飲んでる人の姿や、話を聞くと、「・・・そういうことか」と気づいてしまいました。
哲郎の姿を見てると、やっぱりなぁ。。と思う。

哲郎の生活が描かれるかと思いきや、一切なかった。
哲郎の最期にかけつけた、小春だが、あの時、小春という名前を古臭いといったことを謝るかと思いきや、それもなかった。。
最後、母のの言葉に、ハッとするかと思いきや、それもなかった。

扉を開けるときに、「トントン♪」とノックの音を口する小春の姿は非常に可愛かった。
へまちさん [DVD(邦画)] 7点(2024-05-03 20:07:11)
10.みんなが一所懸命に芝居をしているのに鶴瓶のセリフだけがアクティブという違和感。
普通ならその違和感は鶴瓶に感じるはずなのに鶴瓶以外の全員がちょっとおかしいように感じてしまうのが不思議だ。
あと、物語の冒頭で結婚式をしてたはずなのに中盤でもう再婚という変わり身の早さに脱帽。
蒼井優が単なる尻軽女に見えました。
まあ、そんなことはどうでもいいんだけど、写真でしか登場しない死んだ旦那さんがいい人すぎて泣けました。
写真の人に泣かされたわけじゃなくて、吉永小百合の話し振りに泣かされたんですけどね。
終盤も意外に泣けたし、ラストのオチも泣けました。
なんだか泣いてばっかりでしたけど、なかなかいい作品だったんじゃないでしょうか。
もとやさん [DVD(邦画)] 7点(2023-02-23 20:35:25)
9.《ネタバレ》 あらま、最後、鉄郎の耳元で囁いた石田ゆり子さんの一言に、ふいに涙をしてしまいました。「てっちゃん、もう楽にしていいのよ」だって。
つまり、それは彼女はあの男に亡くなるタイミングを教えてくれていたのですよね。言い換えるなら「亡くなるなら(みんなに見守られてる)今ですよ」ということですね。良きタイミングにて安らかに眠ってもらう それがみどりの家の願いなのでしょう。
そんな流れからして自分としては最後、石田ゆり子さんに全てを持っていかれてしまいました。

実を言うと、ハチャメチャで大失態続きで良きところが全く見当たらなかったこの男にはまるで興味なく、なんならこれ、おとうと抜きの話だったならとさえ思っていました途中まで。
でもそれでは、タイトルの意味が為しません。
でもそれにしても、女手一つで生計を立ててきた姉がなぜ不憫な思いをしながらも弟をかばい、そこまで構うのか。でもそれは姉である吟子本人が考える事であって、やる事成す事、それが吟子の中での正解なのであるので私ら外野の者は何とも言えません。
ただ一つ自分にも分かる事としましては、自分にも姉が二人います。そしてありがたい事に二人とも弟である自分にはやはりなぜか優しいのです。だから、自分には納得出来る部分が多い題材となっていました。
そして私は、これをおとうとではなく、姉貴というタイトルに置き換えて吉永小百合さんを姉として見ていました。

ただですね、この先余談となってしまいますが、
吉永小百合さん→この時、64歳。
鶴瓶→58歳。
石田ゆり子さん。
森本レオ→この時、66歳、
笹野高史→この時、61歳。

吉永小百合さん、まさか64歳だったなんてとても見えません。
そして石田ゆり子さん、こちらもまだまだ若く見えます。まさか40歳だったなんて。
それに森本レオさん、まだお若いかと思ってましたが66歳なんですか びっくりいたします。
だがしかし、ちょっと待ってよ ここで問題発生。
あのね、まさか森本レオよりも笹野高史が5つも年下だったなんてさ、うっひゃそんなことあるんか いや、あるんですね、もうビックリいたしましたさ ホンマ。
3737さん [映画館(邦画)] 7点(2022-02-10 04:27:12)(良:1票)
8.《ネタバレ》 山田洋次監督といえば「男はつらいよ」。冒頭の結婚式で姪の結婚式をぶち壊す酔っ払った鶴瓶演じる弟。
思い起こすのは「男はつらいよ」の記念すべき第1作で、妹の見合いををぶち壊す酔っ払った寅さんの姿です。
姉と弟、兄と妹の違いはありますが、やはりこの設定には寅さんを思い出さずにはいられない作品です。
弟と娘の幸せを誰よりも願う優しい姉。これも兄と息子の幸せを誰よりも願う妹(さくら)と重なるのですが、
本作の吉永小百合さん、良かったですねえ・・・。しかし、弟が大阪に帰って以降は借金に病気に、次第に話が重くなる。
しかし、小日向文世、石田ゆり子らが演じる、大阪の施設の山田監督の映画らしい人間模様、
己の死を受け入れた鶴瓶の重いようで軽い、軽いようで重いような演技も良かった。焼酎を使ったユーモアの挿入も。
どんなに成功した人にも、社会的には弱者である人にも、必ず訪れるのが死。
終わりよければ全て良しという言葉がある。
弟の最期が安らかだったことが素直に嬉しかったし、山田監督の優しさが感じられる人生の最期のドラマでした。
とらやさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-12-05 22:51:28)(良:2票)
7.《ネタバレ》 姉はきっぱり否定したが、再婚を考えるほど好きな人がいたに違いない。それに気づいていた弟も、実は人一倍傷つきやすいタイプだったのではないか。姉は母のような母性愛で弟を愛し、弟は姉を母のように大好きだった・・・・・・これがこの作品の要だと思う。
tonyさん [DVD(邦画)] 7点(2012-07-07 22:30:59)
6.《ネタバレ》 よくできた気丈で優しい姉、どうしようもなく稚拙だが憎めない弟、「男はつらいよ」を想起させられる人情ドラマですね。鶴瓶は体当たり演技で熱演。心を揺さぶられる場面がいくつもありました。
獅子-平常心さん [映画館(邦画)] 7点(2012-02-12 23:21:29)
5.華やかではないですが、非常に丁寧に作られていて良い映画でした。関西人から見れば、親戚にああいうおっちゃんが一人はいるので親近感がわきました。
アフロさん [地上波(邦画)] 7点(2011-06-20 00:44:30)
4.《ネタバレ》 鶴瓶の役のハマり具合は素晴らしい 蒼井優もよかった 吉永小百合…もぉ画面に出てるだけで最高です  現代劇といいつつどこか古くさい でもそんな忘れがちな人情味を丁寧に描いています  通天閣近くのホスピス この通天閣というのもポイントで 優しい姉と通天閣に見守られながら哲郎は息を引き取る  優しい監督のまなざしをどこか感じる そんな素晴らしい映画だとオモイマス
Kanameさん [ビデオ(邦画)] 7点(2011-05-09 07:59:01)
3.ちょっと泣いてしまった!

それにしても小百合さんの薬剤師さんはよく似合いっていました。
KINKINさん [DVD(邦画)] 7点(2011-04-27 14:45:07)
2.鶴瓶のヨレヨレ演技があまりにも自然で逆に見入ってしまったが、身内にああいう人間がいるかいないかで、だいぶ鑑賞後の感想が違ってくる映画ではないだろうか。甲斐性無しのダメ親父と、そんな男に尽くすのが生き甲斐の優しくしっかりものの妻…それが結局夫婦双方を不幸にする様を身近で見て育ったせいか、この作品の「姉弟愛」にはかなり冷ややかな感想を持たざるを得なかった。それでも、健気な小春の姿が思春期に差し掛かった自分の娘と重なり、母として胸が締め付けられるような思いがした。
lady wolfさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-02-03 13:57:31)(良:1票)
1.アンパンが喋るとか未来からネコ型ロボットがやってくるとかいった国民的アニメの設定に「そんなバカな」とつっこむ人は誰もいない。単にフィクションというのとは違う意味合いで、この世に起こりえない「非現実」の話だからだ。この映画も同様に、山田洋次の世界という、現代日本に似た異世界の、全くの非現実の話だと思うことにしてみると違和感なく観れる。時代錯誤という単純な話では済まされないほど独特すぎるキャラクターたちの言い回しや行動は、現代の日本では絶対にお目にかかれないだろうが、それでも深い味わいがある。いかにも人情物らしく、脇役たちが生き生きしているのも良い。特にレオ&笹野ペア。二人のいかにも下町の人間らしい陽気さ・お節介さが微笑ましい。ただやはり、蒼井優や加瀬亮など良い意味で「普通さ」が売りの若手の役者陣は、観ていてこそばゆいくらい演じにくそうではあった。でもまあ、それもご愛嬌だ(逆に吉永さんはマッチしている。ご本人が浮世離れしているからだろう)。最後に鶴瓶について。「ディア・ドクター」も良かったが、今回も素晴らしい。彼はおそらく監督に愛されるのだろう。(多分)本人の人柄がそのまま生きた役を貰って、ありのままで楽しく演じている。だから観ている者も楽しくなる。ストーリーはありきたりだし、オチも何となく分かっていたが、それでも最後はホロリとくる。山田洋次の愛する、寅さん的なステレオタイプな人情の世界は、やはり日本映画には必要だと痛感した。自分で言っててなんだが、これが現代日本の話として観られないことがちょっと哀しい気もする。
よーちーさん [映画館(邦画)] 7点(2010-02-28 23:53:12)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 43人
平均点数 5.79点
000.00%
100.00%
224.65%
312.33%
4716.28%
51023.26%
6613.95%
71125.58%
849.30%
912.33%
1012.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review3人
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