1.《ネタバレ》 一人息子を亡くした老夫婦が心を癒すために、とある田舎町の家に引っ越してきたが、その家には何かが潜んでいた。よくあるハウス系のホラーと思い観はじめたですが、こーゆう系統の映画の場合、家の超常現象がその家に住むことになる家族をあの手この手で脅すのが序盤戦。でもこの映画では、その呪われた家にやってくるのは、疲れてボーッとした老夫婦2人だけ。なんだか脅かしがいがない感じで、それでも音を鳴らしたり、黒い影が走ったりやるんですよ。ところが奥さんのほうは、それを亡くなった息子だと思って、びびるどころか期待するようになっちゃって、これでこの映画、残りの時間どーやってもたすんだと思っていたら、やっぱり途中で登場人物が増えます。あーよかった。これで霊的には脅かしがいができたねって思っていたら、この家に憑りついてる霊、意外とガンガン致命的な直接攻撃しだします。うわ、こんな凶悪だったんだと思っていたら、後半、町の住人たちもお話に絡んできたりして、クライマックスでは、静かなオープニングからは想像できないほど、派手な人体破壊ホラーに変貌します。いやー、もっとしょぼい感じだと思っていたので、ちょっとびっくりです。