HELL ヘル(2003)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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HELL ヘル(2003)

[ヘル]
In Hell
(The Savage)
2003年上映時間:98分
平均点:5.86 / 10(Review 14人) (点数分布表示)
公開開始日(2003-10-25)
アクションドラマ刑務所もの
新規登録(2004-04-01)【なにわ君】さん
タイトル情報更新(2023-04-14)【TOSHI】さん
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監督リンゴ・ラム
助監督フランクリン・A・ヴァレット
演出デヴィッド・リーチ(スタント・コーディネーター)
キャストジャン=クロード・ヴァン・ダム(男優)カイル・ルブラン
ローレンス・テイラー〔男優〕(男優)囚人番号451
ロイド・バチスタ(男優)フルショフ将軍
クリストファー・モア(男優)ビリー
マーニー・アルトン(女優)グレイ
デヴィッド・リーチ(男優)ポール
小山力也カイル・ルブラン(日本語吹き替え版)
乃村健次囚人番号451(日本語吹き替え版)
志村知幸トーリク(日本語吹き替え版)
宝亀克寿マラカイ(日本語吹き替え版)
甲斐田裕子グレイ(日本語吹き替え版)
撮影エミール・トプゾフ(カメラ・オペレーター)
ロス・W・クラークソン(カメラ・オペレーター)
製作ダニー・ラーナー
ミレニアム・フィルムズ
ジョン・トンプソン〔製作・(I)〕
Nu-Image
デヴィッド・ヴァロッド
製作総指揮ダニー・ディムボート
ボアズ・デヴィッドソン
アヴィ・ラーナー
トレヴァー・ショート
配給ギャガ・コミュニケーションズ
特撮スコット・コールター(視覚効果プロデューサー)
ワールドワイドFX(視覚効果)
その他ジョージ・ゲイル〔その他〕(ポスト・プロダクション・スーパーバイザー)
あらすじ
モスクワに出張し、技術者として働くカイル(ジャン=クロード・ヴァンダム)は、妻を暴漢に殺害されてしまう。彼は、判事を買収して無罪放免となった犯人を射殺。現地で最も過酷なクラヴァヴィ刑務所に送られる。そこは暴力と陰謀の渦巻くこの世の地獄だった。カイルはとりつかれたように体を鍛え、囚人同士が戦う賭け試合「スパルカ」の王者となるが、同室の571号(ローレンス・テイラー)は、おのれを見失ったカイルを冷ややかに見つめるのだった。
ネタバレは禁止していませんので
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5.《ネタバレ》  刑務所映画が好きで、ジャン=クロード・ヴァン・ダムが好きな自分としては期待しつつ観賞したのですが、それを裏切らない内容でありました。

 まず、入所時の主人公が決して強くはない事が意外。
「これはアクション要素を極力排した、シリアスな刑務所物語なのか?」
 と思わせて、事実その通りに陰鬱とした展開が続き、中盤にて「スパルカ」の存在が明かされて、一気にアクション映画の色合いが強くなる。
 その後のトレーニングシーンは中々に心躍るものがあるし、ヴァン・ダムがヴァン・ダムらしい強さで敵となる囚人達を倒す姿には、大いに満足。
 かと思えば終盤には主人公は戦う事を否定し始めて……といった具合に、二転三転する内容が飽きさせなかったですね。
「あれ? 結局どういった映画になるんだ?」
 という興味も相まって、先の展開や結末を推理しながら楽しむ事が出来ました。
 この構成は主役を演じたのがヴァン・ダムだからこそ、と思えますね。
 アクション俳優として抜群の存在感がある彼が主役だからこそ、この映画は一体どちらなんだ? と考えを巡らせる事が出来るという。

 また、主人公の妻がレイプされて殺されており、それがトラウマとなって何度も夢に出てくるのですが、そんな妻の姿と重なるように、主人公の同房人には少年期にレイプされた過去があるし、刑務所で仲間となった若い美男子も現在進行形で囚人達にレイプされている、という設定にも感心。
 それゆえに、後者の死に衝撃を受けた主人公が「俺はもう看守の言いなりになって戦わない」という宣言に至る流れも理解出来るし、前者と共に脱獄を図る展開にも、自然と応援したくなる気持ちが湧いてきます。
 逆に、他の囚人までもが主人公に影響を受けて「スパルカ」を否定する展開には、少々唐突なものを感じたのも事実ですね。
 自分としては「これまで数多くの死者が出ていただけに、元々不満も溜まっていたのだ」と解釈しています。

 全編に渡って暗い雰囲気が立ち込める映画であり、ラストシーンも解放された喜び、自由を手に入れた達成感などは希薄。
 それでも、地獄のような刑務所生活の中でも、最後まで愛する妻が傍にいてくれたし、これからも共にい続けるのだ、と静かに再確認するかのような主人公の姿には、心を打たれるものがありました。
 ヴァン・ダム主演映画の中では「その男ヴァン・ダム」と並んで好きな映画となりそうです。
ゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2017-01-01 14:51:27)
4.私的には「ショーシャンク」と「グリーンマイル」を足して割ったような印象ですが、なかなかよかったです。いた~い残酷なシーンが多いですが、肝心なところで切れるので、ショッキングな光景は見ないで済むのでよかったです。最終的には、悪は罰を受けスッキリと終わります。こういうのを観ると、悪いことはできないなぁ~と思います。
エディさん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-13 13:17:37)
3.《ネタバレ》 ジャン=クロード・ヴァン・ダムの作品はこれが初見なのですが予想どうりの面白さでした。クラヴァヴィ刑務所の恐ろしさや囚人の苦悩などがもの凄く伝わりました。タイトルどうりの地獄を描いていた。看守の血も涙もない姿を見ていると刑務所に何があっても入りたくないと心に誓いました。“スパルカ”というサバイバル・ゲームの様子もリアルでしたし団結して試合放棄するシーンには感動。ラストで脱走後で将軍を始末したシーンは気分がスッキリしました。最後にクラヴァヴィ刑務所の閉鎖を伝える一言でこの映画を見て良かったと感じました。
マーク・ハントさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-11 03:37:39)
2.《ネタバレ》 今まで数多くのアクション映画に出演してきたヴァン・ダムさんが、戦いの虚しさ、自分を見失うことの恐ろしさみたいなのを語っているようで、ちょっと驚いた。「スパルカ」でまるで「狂った野獣」の如く戦うヴァン・ダムは確かに観ていて痛々しく、そこから救われてホッともした。でも、私はヴァン・ダムさんの回し蹴りが観たかった・・・。いつものヴァン・ダムを期待して観るとちょっとハズすかも知れません。
machoさん 7点(2004-06-27 23:41:05)
1.俺まったく期待してなかってん。これ。B級かなって。でも意外とおもろいやん。これ。ヴァン・ダムの中では一番いいできな方ちゃうかな。監獄物でありきたりやけど、最後まで集中して観れたで。まー脚本に好き嫌いはあるかもしれんけど、理屈ぬきで観たら結構はまれるかも。ヴァン・ダムが最初ちょっと弱いのも意外でよかったで。
なにわ君さん 7点(2004-05-14 15:54:06)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 14人
平均点数 5.86点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4214.29%
5321.43%
6428.57%
7535.71%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 1.00点 Review1人
2 ストーリー評価 2.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 2.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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