20.ジョン・ウェインの王道ぶりが目立つ映画。 内容は少々雑であるもののかつての映画黄金時代の配役に7点。 【おさむ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-08-29 11:09:09) |
19.とにかくスケール感がすごい、の一語に尽きます。視点も陸から、海から、空かからとバラエティ豊か。50年も前に、よくぞこれだけの人と場所と金を使って撮影したものだと感心しきりです。同じノルマンジーでも、「戦場の恐怖感」という意味では「プライベート・ライアン」の冒頭のほうが上だと思いますが、「超大規模な作戦だった」ということがわかるのはこちら。まさに「史上最大の映画」という感じで、それだけでも観る価値は十分にあります。ただし登場人物にはほとんど感情移入できないので、むしろ観る価値はそれだけか。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-09-09 20:16:37) |
18.《ネタバレ》 熟知してる人間や手元に何か参考とするものがある人間にとっては、作戦の全体像がよくわかり、なおかつ様々な興味深いエピソードも楽しめます。 また英米仏とドイツ側の両側から対等に描いてる姿勢にも好感が持てます。 ただ、戦争映画として、それほど優れた映画と言えるかどうか。 実は、作戦の全体像がよくわかると書いたけれど、それは知識があるものにとってだけ。 全く知識が無いものにはオマハ、とかゴールドとか、あるいはカーン・それどこって感じでしょう。 何故か画面上に地図が示されたのは一回ぐらいで、あとはわざと位置関係を示すのを避けているような気がします。(何故なんでしょう) また、実はこの映画では、何故連合軍が勝ったかとか、何故オマハ海岸だけは苦戦したのかとか、ドイツ軍の機甲師団が遅れたのがどんな意味があったのか、全く理解できません。(実際は、圧倒的な制空権・制海権によるものなんですが) この映画だけ見たら、とにかく連合軍の兵士が無茶苦茶頑張ったからという精神論的な結論に達しかねないでしょう。 それから実写ならではの迫力で、派手な戦闘シーンが繰り広げられてますが、火薬ばんばん使ってる割には、リアリティに欠けますね。 例えば、海を埋め尽くす5000隻の軍艦からの艦砲射撃で、要塞はおろか民家一軒破壊できないのはちょっとなあ、肝心なところで費用の出し惜しみをしてるような。 オマハにしてもどうしてもプライベートライアンに比べるとね。特に銃弾、砲弾飛び交う中をゆうゆうと歩いて無事な指揮官にはドン引きです。 かなりケチをつけましたが自分のような戦争映画好きな人間には古典的な価値がある作品です。 【rhforever】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-06 16:36:14) |
17.スケールが大きな映画なのに、記録映画風に淡々と刻み、豪華出演陣が誰しも目立ちすぎてないのがすごく良い。映画の切り方も非常に上手いですね。水平線上に横にズラリ並んだ艦隊の引きの画は、それだけで「史上最大の作戦」と思える迫力がありました。片方の国の視点からしか見せない戦争映画よりもメッセージ性は薄くなっても、全体的なまとまり方は全然上に感じました。枝に吊られて死んでいた兵士を見つめるジョン・ウェインの悲しげな表情が脳裏に焼きついて離れません。 |
16.終戦が伝えられ、一人戦場にてタバコをくわえてるシーンが妙にきまってて、印象に残った。 この映画を見て、ノルマンディー作戦の存在を知った小5のころ……思い出の作品です。 【SAKURA】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-09 19:50:59) |
15.《ネタバレ》 歴史的事実を題材にした戦争映画では、変にスター俳優を揃えてしまえば本来作品の持つテーマ性から離れてしまう。しかしユーモラスなシーンを取り入れたり、スター俳優を目立たせたりと、娯楽的要素の強い作風が観客に受け入れられたのかもしれない。また、4人の監督がそれぞれの国からの視点で撮り上げている割りには、作品全編に違和感は無く良くまとまっている。それにしても、この映画を見終えて思ったのは、連合軍側の無謀としか言いようのない戦法です。独軍が最も油断するであろう、悪天候の合間を縫った夜半からの奇襲は悪くないと思います。だけど、パラシュート部隊は地上からの格好の標的となるし、マシンガンが待ち受けているノルマンディー上陸なんて予想どおりの展開。多大な人的犠牲覚悟で臨む人海戦術だと、敵軍もやがて弾切れとなりいつかは突破出来るでしょう。第3波、第4波と兵をジャンジャン送り込めばよいわけですから。これは素人の発想なんですが、まずはドイツ兵が待ち構えている沿岸の拠点を、上空からのじゅうたん爆撃もしくは戦艦からの砲撃などで一掃する。それから、内陸へ向け怒濤のように兵を送り込む。これが本筋のような気がしますが。まっ、そんなこんないろいろ考えさせられる戦争映画だと思いました。 【光りやまねこ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-19 21:03:04) |
14.《ネタバレ》 凄い映像だなぁ。。。 同じノルマンディ上陸作戦でいえば、「プライベートライアン」の方が悲痛度は上だけど、スケールは圧倒的にこっちの方が上。 「史上最大の作戦」と邦題にしたのも頷ける。 出演は豪華だけど、史実ものとしての立場からヒーローは存在せず、全員あくまで一兵士のポジションを貫いてある。 ヘンリー=フォンダなんか使っていながら、ホッタラカシだもんね(笑) 映画として面白いかと問われると、軸になるストーリーがあるわけではないのでそんなに面白いわけではない。 ともすれば各エピソードがバラバラに空中分解してしまいそうな危うさもある。 けれど、ドイツ軍幹部達の憤りの部分なんかはなかなかよかったし、イギリス軍のバグパイプの音色は昂揚感があった。 「ヤツは死に、俺は動けず、君は道に迷う。 どうやらこれが戦争らしい」のメッセージは秀逸だし。 しかし、アレですね。 こういうヨーロッパ戦線ものでいつも思うのが、どっちが連合国軍でどっちが枢軸国軍か見分けがつかないのが苛立たしいところ(^^; 軍服なんかは「史実に基づいて」るんだろうけど、どっちも西欧人だから分かりにくい(笑) アメリカ映画で使う「映画の中の電話番号は555から」みたいな、製作側と観客側との「約束ごと」みたいな形で、うまく区別できる表現方法があるといいのにね。 【とっすぃ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-02-17 02:43:31) |
13.セミ・ドキュメンタリーの体裁を取っている事は明らかなので、単純に“ノルマンディー上陸作戦の再現”として観るのが、正しい鑑賞法なのでしょうね。 ですが、市内の真ん中に降下してしまったパラシュート部隊とか、ライフルのボルトアクション音の勘違い等、細かく挿入されるエピソードが映画の中にストーリー性や緊迫感を持たせていると思います。 錚々たる豪華出演者の面子を拝むだけでも楽しく、三時間全く飽きずに観る事が出来ました。 一番好きな場面は、ドイツ軍の沿岸監視要塞に連合軍が迫り来るシーン。 水平線にズラリと並ぶ大船隊のあのド迫力! モノクロ画面も相まって、自分も逃げ出したくなる焦燥感に駆られました。 【カニ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-29 03:39:09) |
【ケムール人】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-25 23:05:41) |
11.ノルマンディ上陸寸前までをこれ見て、その後プライベートライアンを見れば非常にわかりやすいぞ! 【カタログ】さん 7点(2004-06-26 01:38:47) |
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10.戦争映画の殆どの場合アメリカ又は戦勝国の視点で主に描かれていますが、これはノルマンディー上陸作戦決行前夜および当日を戦勝国、敗戦国を均等に描いた大変良い映画だと思います。さすがに史上最大の作戦と謳ってるだけあって戦闘シーンなどはダイナミックそして長回しに撮ってありますね。でもそれだけじゃなくそれぞれの国の心理戦のようなものもきちんと盛り込まれてるし、偏りのないバランスの取れた作りをしていると思います。 |
9.う~む、戦争シーンよくできていたなぁという感じ。 戦車やら戦闘機やらいっぱいでてきて迫力あり。 よくこれだけ資材集めたなぁと関心、だがストーリーやキャラは あまり栄えていないなぁと思った。 【アルカポネ】さん 7点(2004-01-25 19:48:10) |
8.カラーじゃないから軍のみわけがつかなかった…。けれどただのどんちゃん戦争映画とゆうよりも作戦がすごく細かくかかれていて良かったと思う。アメリカ側からもドイツ側からもかかれていて一方的なアメリカバンザイ映画ではなく良かったと思う。どんな戦争映画にも言えることだけど兵隊の行進シーンはかっこよい! |
7.コーネリアス・ライアン原作の映画化には、土台無理があるんですよね。なにしろ膨大な資料を基に、当事者へのインタビューや戦史を再現するわけですから、3時間でも足りないくらいな情報量があるわけです。それを上長にならずに一貫したストーリーにまとめることは相当な難問なわけです。本作もその難関を突破できず冗長になってしまいました。前日に降下した101空挺師団、オマハに上陸するアメリカ軍、別のビーチのイギリス軍、守るドイツ軍の前線陣地、西部方面軍司令部、カーンやサンメールエグリーズの町など場所がバラバラな上に、画面がモノクロのため軍装の区別もつきにくく、それがわかりにくさを助長している感じがあります。同じライアン原作の映画「遠すぎた橋」(追記☆本のタイトルは「遙かなる橋」☆)は、本作よりはまだまとまっている感じがすると思います。ちなみに、両方の作品に参加している有名な俳優がいます。誰でしょう?(笑) 私の大好きな俳優です。 <2004年2月22日追記☆から☆まで> 【オオカミ】さん 7点(2003-11-16 17:45:13) |
6.この年代の大作はどうしても「豪華キャスト○○名」というのがウリになっていますね。ですからどうしてもそれぞれを引き立たせるため話がちぐはぐになってしまうようです。ジョンウェインが出てくる場面がどうしても西部劇に思えてしまうのは私だけでしょうか。ロバートミッチャムも緊張感が全然ありません。対してイギリス・ドイツのキャストはまあまあ納得出来る範疇でした。それとモノクロ映画でなじめないというご意見がありましたが、私の勘違いなら許してください。確かカラー着色したビデオが何年か前にレンタルされていたような気がします。私は見なかったんですけどね。史実と西部劇がごちゃ混ぜになった作品でした。 【RYOU】さん 7点(2003-01-16 17:55:50) |
5.1回見ただけでは、各国の軍隊の区別がつかなかった。せめてカラーであれば初心者にも優しかったのに…。ドキュメンタリーっぽく見てしまったので、何回も見直せば、ドラマとしての味わいが出てくると思う。有名な主題歌が、あまり印象的に使われていないように感じた。 【ヌリ】さん 7点(2003-01-12 17:37:02) |
4.セミドキュメントらしいが、D-Dayを描いた映画というより、各国の軍隊の有り様とその緊張感、考え方という点を重心に置き、決行当日のパラシュート舞台など戦争そのものなどを捉えている点からして戦争映画として面白い内容になっている。各国の言葉はその国の言葉で臨場感があり、それによって伝わってくる部分も多い。ところどころにこめられた皮肉や、コメディ的要素も観ている者を飽きさせない良い作りになっている。 【恥部@研】さん 7点(2002-12-18 17:47:24) |
3.当時はすごい人気だったんですよね。白黒ですが、金と時間をかけた大作。面白かったです。 【野ばら】さん 7点(2002-09-26 17:17:06) |
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1.水平線に艦隊が押し寄せるシーンは特に印象に残っています。まあそこ以外はあまりに淡々と話が進んで行くんですが。ドキュメンタリータッチで描かれている分、ドラマ性を求めても仕方がないのでしょう。(↓)“Soze”さんの言う通り、どれが誰で、誰がどれか分かりづらいところも否めません。そこは当時の製作者側の意気込みを買うと言うことで・・・ 【イマジン】さん 7点(2001-03-19 17:43:51) |