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素浪人罷通る

[スロウニンマカリトオル]
1947年上映時間:81分
平均点:6.25 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
時代劇モノクロ映画
新規登録(2007-03-26)【青観】さん
タイトル情報更新(2021-12-10)【イニシャルK】さん
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監督伊藤大輔
助監督加藤泰(クレジット「加藤泰通」)
キャスト阪東妻三郎(男優)山内伊賀亮
大友柳太朗(男優)松平伊豆守
澤村マサヒコ(男優)少年三吉
片山明彦(男優)天一坊
荒木忍(男優)常楽院天忠
寺島貢(男優)赤川大膳
原聖四郎(男優)稲葉右京太夫
光岡龍三郎(男優)松倉長右衛門
伊達三郎(男優)相良伝八郎
阿部九州男(男優)白石治右衛門
小堀誠(男優)大岡越前守
南部彰三(男優)安藤但馬守
島田照夫(男優)壹岐友之丞
上田寛(男優)藤木左京
脚本八尋不二
音楽西悟郎
撮影川崎新太郎
配給大映
美術角井平吉
編集宮田味津三
録音海原幸夫
照明中岡源権(照明助手)
島崎一二
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2.刀を振り回すことを禁じられていた敗戦直後期の時代劇。天一坊のもとに、ひとつ当ててやろうという有象無象が集まってくるところなんか、このころの世相を映していたのではないか。阪妻の豪放な大芝居が楽しい。大岡越前との翳りゆく部屋での談判。暗くなると障子の向こうの廊下を手燭の灯が入ってくるあたりの味わい。天一坊の出立の声を耳にしつつ寺子屋の教授をしている場のリズム感も、大ぶりで良い。全体が大ぶりで骨太の味わいなの。ラストの瓦屋根の大きな構図に青空、御用提灯の場でも爽快である。時代劇の灯を絶やさせまいという決意、というほど大袈裟なものではないかもしれないが、とにかく時代劇のおおらかな気分が溢れていて、立ち回りができないという禁止がかえって作品を練り上げた。封建制を批判してるんだよ、という文章が頭と終わりに付くのは、進駐軍への確認のアピールか。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2009-02-01 12:14:55)
1.伊藤大輔監督の戦後最初の作品てことらしいけど、出てきそうで、ちっとも出てこない阪妻、出てきたあ!と思ったらその後の話の展開の速さといい、移動カメラによる撮影、時代劇でありながらも刀を抜かない主人公、こんなんで良いのか?これじゃちっとも面白くないよって思っていたら、やはりそこは一味も二味も違う。画面に阪東妻三郎が出てくると一瞬にして、只ならぬ雰囲気とオーラが感じられるのだ。その辺りがいかにも阪東妻三郎て感じで、今の日本映画の俳優とは大きな違いだ!阪東妻三郎の表情と台詞回しの凄さときたら特に最後は凄い。あの顔つき、本当に凄いです。阪東妻三郎の出てくるまでが長いのが不満ではあるけれど、なかなか見応えのある作品にになっていて楽しむことは出来た。
青観さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-04-29 16:25:33)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 6.25点
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100.00%
200.00%
3125.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7250.00%
8125.00%
900.00%
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