1.《ネタバレ》 韓国サイトの VOD で鑑賞。字幕無し。
ポスターにはイ・ジュンギのほうが大きく写っているが、主演はイ・ムンシク。
単純なストーリーで、あらすじを知っていればラストまで簡単に割れてしまう。2時間近くあるわりには、脇筋がほとんどなく、話が直線的すぎるかも。これは、日本版と違って、高校での友人関係があまり語られないこと、在日云々のエピソードがないからだろう。
娘が暴行されたと知らされ、主人公が病院にかけつけるまでは、実にテンポよくスピード感がある。このあたり、日本版のほうはかなりもたついているが、これは後発の強みだといえる。
なにより、背が高く、2枚目の堤真一と違って、見るからにさえないおじさんのイ・ムンシクが、ほんとに肉体改造してしまうのが、韓国版の最大の強みだろう。
バスとの競争は疾走感のある音楽が気持ちいいし、ここでかなりのカタルシスがあるのだが、その後のほんとうのクライマックスともいうべきシーンが、長すぎ、くどい。格闘シーンが好きな人はそうでもないのかもしれないが。
バスの運転手アジョシがいい味出してました。