23.《ネタバレ》 コメディはあまり好きではないけど、オダギリジョーが好きなので見る事に。 出てくる街が、ことごとく馴染みのある街ばかりで、それだけでも楽しかった。 終わり方も、妙にリアルで不思議感アリ。 なかなか掴み所のない魅力を持った作品だ。 【にじばぶ】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-01-02 00:38:12) |
22.《ネタバレ》 「爆笑」こそありませんが、気がつくと、にやにやしながら鑑賞している自分がいました。オダギリジョーは相変わらずですが、三浦友和がこんないい役者だったのかと驚きました。でも、一番感心したのは小泉今日子。場末のスナックシーンからの登場ですが、その登場の仕方からストーリー中核への入り込み方ががものすごく自然でありました。あと、個人的ツボは吉高由里子演じる超現代っ子ガール。こんなに綺麗なのに壊れている感を出せる女優さんは他に戸川純くらいしか思い当たりません。 【la_spagna】さん [DVD(邦画)] 7点(2017-08-19 00:32:43) (良:1票) |
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20.まさに転々としたドラマなのだがおもしろい。何か突拍子もないことが脈絡なく続くのだが私はこういう感じは好き、人間のおもしろさや愛着を感じさせてくれる。映画は理屈で見るものではないことを改めて思う。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-06-16 14:29:21) |
19.《ネタバレ》 ○結局、福原が妻を殺すというが理解しかねるという部分において納得して話を観られたわけではないが、後の「インスタント沼」にはないしんみりとした爽快感に近い感覚を得られる。○俳優の配置が見事。センスを感じる。小ネタも当たり外れこそあるがそこそこ面白い。 【TOSHI】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-01-18 23:27:57) |
18.《ネタバレ》 あるね~あるある街の小さな時計屋さん 確かにどうやって生活してんのかわかんない雰囲気 でもあんなにパワフルじゃないと思うけど(笑) 三浦友和・オダギリジョー・そしてキョンキョン(いくつになってもカワィィ) この三人のいい意味で力の抜けた演技は ちょっと突飛な設定な部分もありつつ ほんわりした独特の暖かい余韻が残ります 日曜日の夜の話し や 最後に何を食べるか(寿司×ラーメン×カレー○) など 我々日本人ならではな …たぶん(いや絶対)外国の人たちには分かんないだろうなぁ …ところに 大いに共感致しました 派手さは無いけど(全くw)いい映画だとオモイマス 【Kaname】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-06-07 08:08:09) |
【のははすひ】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-05-12 23:47:40) |
16.《ネタバレ》 良いなあ!何が?散歩に付き合うだけで百万円貰えるとか納豆味の靴下とか塩味の靴下とかその他所々で真面目なようでふざけているような何とも不思議な笑いが醸し出す雰囲気が良い。そして、見ていて最近、歩いてないなあ!私のような田舎暮らしの人間にとっては歩くという行為が年々、薄れていく中でこの映画を見ているとたまには車の生活から離れて遠くまで歩きたい。目的地なんて決めずにとことこ散歩してみたい。そう思わせるだけの魅力がこの映画にはある。出演者の顔ぶれに眼を向けると、何とも個性的な面子きりでそれもまたこの映画の魅力かもしれない。面白いことは面白いけど、映画的なスリリングに満ちた面白さではなく、個性的な人物によるそういう面白さであって、ストーリー的な面白さはほとんど無い。後ろ向きに歩くと若返れるという発想、悪くは無いけど、でもそれって、ある程度の年齢を重ねた人間に向けての発想て気がして、若者に向けての未来への励ましとは大きく違って見える。どうせなら若者よ後ろを振り返り、後ろ向きに歩くより前を向いて歩こうという方が私には共感出来る。面白いことは面白い作品だけど、ちょっと吹っ切れない何かが残る。ところで気になって仕方ないことが二つほどあるのだが、まず一つにあの時計屋のご主人、オダギリジョーと三浦友和の二人を追いかけて来る際、きちんと店の鍵をかけてきたのだろうか?次に吉高由里子の変な歌、何て歌ってるのかよく解らなかった。それが気になって仕方ない。最後にもう少しだけ!岸部一徳を街で見かけると本当に良いことあるのかな?あるんだろうなあ!でもって岸部シローだったらロクなことが起きないと感じてしまうのは私だけか?きっと他にもいるはずである。 【青観】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-07-22 21:35:09) (笑:2票) |
15.オープニングの靴下突っ込みは笑えた。その後もゆるいテンポながら小ネタ満載で、最後はちょっとホロリとくる。オダギリはいい感じだし、キョンキョンもちょっと不思議な味だが、何といっても三浦友和がすばらしい。 【Q兵衛】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-06-22 10:08:51) |
14.《ネタバレ》 70年代のATG映画のような感じがあるものの、70年代では技術的に撮れない 映像なんだろうな。だってスタディカムで撮ってるし、ハイビジョン 撮影だから高画質。安っぽくなりそうな東京の秋の景色がみな美しいのです。 三木監督の作品だから、奇妙さだけ期待すべきかと見る前思ってたのですが、 一本スジの通ったちょっとしんみりするいい話。嬉しい誤算でした。 これを観た後散歩に出てみると、町が意外と小ネタばかりに思え、些細な面白さに 気づきます。三木さんの小ネタ理論は俳句の視点と似ているみたい。 【みみ】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-05-01 02:33:59) |
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13.《ネタバレ》 2回目の鑑賞。実は前回見たときの印象は、最悪でなんじゃこりゃだった気がするんですけど、今回は全然違って小ネタの一つ一つがつぼですごく楽しめました。 オーギョーチ一度食べて見ようと思います。 (ただ、1800円払って映画館で見たり、あるいは数千円出してDVD買ったら多分腹がたつとは、今でも思いますけど) 好きな物だけに囲まれて暮らしたい、逆に言うと好きじゃな物はどんどん処分したい今の自分にとって本当に困った映画。 前半部分、確かに上記したように楽しめる小ネタはいくつかあるが、それも3度目、4度目の鑑賞ともなるとさすが に飽きを感じ、どうでもいい感が徐々に強くなってくる。 ところが映画開始から1時間8分後(計りましたw),キョンキョンが登場するあたりから、俄然趣きが変わってくる。 疑似家族の間でかもされる家族の情愛が心地よくて。到底処分する気にはなれない映画。 次回の鑑賞どうしましょうね。まさか1時間8分から鑑賞するわけにもいかないし。 【rhforever】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-04-19 12:35:42) |
12.《ネタバレ》 最後のあっけなさが逆によかったです。 【osamurai】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-03-01 18:36:10) |
11.《ネタバレ》 淡々と「女房を殺した」などと言うものだから、最初はただの胡散臭いおっさんだった。それが途中からは「本当に奥さんを殺したのかなぁ?」に変わり、最後は「冗談であってくれ…」と願っていた。普通の映画は登場人物の誰かに感情移入して共感したり感動したりするものだけど、この映画に関しては私の心の動きをオダギリジョーが再現しているような錯覚を覚えた。満載の小ネタの合間にしっかりとメッセージを織り込む手腕が見事です。そして、唐突に終わるラストシーン。あれは主人公ではなく、鑑賞者の視線で終わらせる演出と解釈します。置き去りにされたことで、三浦友和に対する心情が裸にされ、あの擬似家族の愛おしさが増しました。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-08-11 00:52:22) |
【はるこり】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-03-02 21:28:44) |
9.ひとつひとつの小ネタはほんとに笑えるが、フィルム全体を通して醸し出されるのは何とも言えない哀しさ。これがとてもよい。エンディングの呆気なさが残念だったがまあこんなもんだろうか。 【とと】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-01-24 08:53:29) |
8.いわゆる小ネタの集まりの様な作品。でも何か仄々とします。少し違うかもしれませんが日本版アメリといえるかもしれません。 【ミッド】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-01-20 23:54:19) |
7.《ネタバレ》 何かにつらくなったときに観ると、元気はでませんが、「ま、いいか」という気持ちになります。久々に散歩にでたくなりました。そんなトランキライザーな映画です。 それにしても、キョンキョンが場末のスナックがよく似合う女になっちまったなー。なんかさびしいような、悲しいような。 【爆裂ダンゴ虫】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-10-30 16:15:18) |
6.亀は、で、三木監督を知りました。いやー!泣いてしまった!こころが弱いなあ俺は。まあ、単に孤独なのかもしれない。名作!全日本人必見! 【男ザンパノ】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-08-08 00:19:41) |
5.《ネタバレ》 三浦友和に関しては、無理してるっていうか、わざとらしいっていうか、どんな役も同じっていうか、どうも合わない。他の人だったら9点か10点だったのにな。 【SAS30】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-07-29 10:46:43) |
4.「人生」なんてものは、まさに“転々”としていくもので、悲しい事も、嬉しい事も、順繰りにめぐるものだと思う。 ただ、幸せは、はっきりと目に見えるものではないし、これがそうだと実感できるものではないから、見逃してしまいがちで、辛い事ばかりに目がいってしまうのだと思う。 そういう人生の中での、ささやかな幸せを、淡々と、とぼとぼと、踏みしめるように映し出した映画だった。 三木聡監督らしいゆる~い可笑しさと、ふいに垣間見せる温かさの中で、オダギリジョーと三浦友和がさらにゆる~く息づく。 冒頭では、ただの借金を抱えた大学生とそれを追う取立屋だった二人の関係が、東京の可笑しさに溢れた“散歩”を通じて、次第に“疑似親子”のそれになっていく様に、人と人が触れ合うことによってはじめて生じる滑稽さと、その素晴らしさを感じる。 むさくるしい風貌の男二人の掛け合いがメインの映画なので、上野樹里と蒼井優が出演した「亀は意外と速く泳ぐ」ほどの華やかさはなく全体的に地味な感じはあるが、その分、じんわりと暖かみが染み渡る作品だったと思う。 【鉄腕麗人】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-06-21 10:46:14) (良:1票) |