13.《ネタバレ》 煽情的なポスターが観る前から大きなミスリードを呼ぶ不思議な作品。 内容は至極真面目、神の力を借りて人生をやり直す人達の物語。 決してご家族向けでは無いですが、敢えて思春期のお子様と一緒に家族で観るのも一興かと思います。 サミュエル・L・ジャクソンはもっと「歌う」映画に出演して欲しいと思える程、 その声とブルースの音調が絶妙に合っている。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-05-06 11:52:54) |
12.恋人と離れ離れになるとセックス依存症になってしまう女性が、ブルースを歌う初老の黒人に救われ、幸せを掴もうとする、ジャケットからは想像できないハートフルな物語です。 クリスティーナ・リッチとサミュエル・L・ジャクソンが際立っていて退屈させない映画に仕上がっていました。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-18 07:30:15) |
11.《ネタバレ》 なんともジャケ写で損している映画ですね。雑誌の映画特集でレコメンドされていなかったら見逃してました。敬虔なキリスト教徒で元ブルーズミュージシャンと鎖に繋がれたパンイチのブロンドガール。奇妙なシチュエーションだけれども一応は筋が通っている。かな? ん? 【kaaaz】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-11-17 21:07:31) |
10.《ネタバレ》 うーん、サミュエルいいですね~、彼がギターを弾いて歌う姿は、カッコイイ、相当カッコイイィ。可憐で超カワイイ、クリスティーナと超濃口wのサミュエルとの組み合わせがすごく斬新で刺激的。一見鎖で監禁という無茶苦茶なものなんだけど、お話しの進め方がうまくて良い終わり方だったとオモイマス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-03-12 17:49:45) |
9.《ネタバレ》 不純な動機で見始めたんだけど、心に響くタイプの良作だった。サミュエルの演技はさすがだし、そしてクリスティーナリッチの演技は賞取りもんに匹敵するくらいに思える素晴らしさ。レイの心の中の闇の表現が見事なものだったし、それを克服した瞬間の切ない歌声はやっぱり健気な感じがして心動かされた。ラザラス、牧師、ミスローズがちょっといい人過ぎる設定が逆にストーリに入り込むのにハードルになってしまうくらい。鎖のくだりは、人にみつかったら虐待だとしてラザラスだだじゃすまないなとは思ったけど。エロチシズムとまた同時にラストへの伏線でもあるんで、名シーンではある。 【タッチッチ】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2015-12-30 20:16:49) |
8.《ネタバレ》 うだるような熱気が立ち込める、アメリカ南部のとある田舎町。実の弟に妻を寝取られ、以来独りぼっちの寂しい生活を余儀なくされた中年男性ラズ。ある日の朝、彼は顔をボコボコに殴られ道端に捨てられた半裸の若い女性レイを発見するのだった。面倒事を恐れたラズは、思わず彼女を自宅へと連れ帰ってしまう。だが、ラズはこの時知らなかった。彼女は町の男どもに「あいつは近くにあれば木とでもヤってるよ」と噂されるほどのセックス依存症のビッチだったのだ――。「人間は皆、神が世に送り出した宝物」という価値観を信条とする堅物のラズは、そんな彼女を立ち直らせたいと思うあまり、とある計画を思いつく。それは彼女を鋼鉄の鎖へと繋ぎ自宅のリビングへと監禁すると自分の理想とする貞淑な女性へと調教させようというもはや犯罪と言ってもいいものだった。やがて目を覚ましたレイは、自分の置かれたあり得ない状況に愕然とする……。男と見れば誰にでも股を開くようなビッチという汚れ役に体当たりで挑んだクリスティーナ・リッチと、ちょっぴり(いや、かなり?笑)イカれた保守的キリスト教徒を怪演してみせたサミュエル・L・ジャクソン。2人が初競演を果たしたという本作は、鋼鉄の鎖に繋がれ監禁された若い女性と彼女を調教しようという中年男性の緊迫の密室劇というかなりぶっ飛んだ設定のエロティック・バイオレンス・人間ドラマでした。いやー、今まで見過ごしていたことを後悔しちゃうくらい、普通に面白かったですね、これ。冒頭からタランティーノやロドリゲスの影響を色濃く受けたであろう、乾いた映像と格好良い音楽とアクの強いキャラクターたちとわけ分からんヘンテコなストーリー展開にめっちゃ惹き込まれました。てか、サミュエル・L・ジャクソン、あんた、自分では正義感からしてることなのかも知れないけど、これってれっきとした犯罪ですからー!近くに住んでたら一度はお相手してもらいたいロリビッチなクリスティーナ・リッチちゃんも、そんな変態オヤジに調教されてくうちに次第に心を開きそれまでの自分の人生を悔い改めていくっておいおい(笑)。そんな2人の倫理観のぶっ飛び具合がサイコーに楽しかったです。ただ…、レイが鎖から解き放たれる中盤からが失速して、後半はなんだか普通のヒューマンドラマとなってしまったところがちょっぴり残念ではありましたけれども。とはいえこの全編を覆うアクの強~い濃ゆ~い汗臭~い我が道を行く唯一無二の世界観は充分堪能出来ました。うん、面白かった!7点! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-11-20 00:51:17) |
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7.《ネタバレ》 はげ親父S・ジャクソンがパンツ一丁姿のC・リッチを鎖で縛るポスターは大変扇情的ですが、エロ要素はたしかに強いがけっこう真面目なストーリーでした。リッチのエロカッコよさは相当なもんですが、あんまり露出が過ぎるとだんだん眼が慣れてきて終いには何とも思わなくなっちゃうものですね。本作はどうしてもエロに関心が偏っちゃうのですが、実はブルースが重要な要素になっています。ジャクソンが劇中何度も聴かせてくれるブルースは実に渋くて迫力がありました。出演者がほとんど黒人で、白人はホワイト・トラッシュのクズ白人ばかりというのが面白く、黒人目線でストーリーが語られるのが良かった。黒人たちの精神の豊かさとたくましさが白人たちのひ弱さとは対照的で、脚本の意図としては面白いところです。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-06-13 00:32:38) |
6.《ネタバレ》 サミュエルの歌とリッチの半裸の一騎打ち。2人の俳優の凄みの効いた、希望と再生の物語。きっと、ラザラスにとっては彼女は自分が抱けなかった子であり、レイにとっては彼は父親だったのだろう。ラザラスは弟と、レイは母親との和解はできなかったが、お互いが心の安息を得られた。それこそが希望だと思う。すべてがハッピーエンドではなかったことが、より心に響くラストとなった。 【ハクリキコ】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-06-21 22:39:41) |
5.《ネタバレ》 もうっ本当に、この子は…ポチャの時代もガリの時代も、魅力的すぎるだろ。かわいい。少年に貪りつきながらドアを足で閉めるシーンが最高に決まってた。ジャスティンのダメ男っぷりもはまっててよかったよ。ダメ男顔だもんね。リッチの魅力とサミュ爺のギターの渋さにこの点数ですが正直内容はどってことないです。ラスト私には、言ってもあの2人はあのまんま、だめなまんまなんだろうなぁという感想しかもてなかった。いやな感じではないんですけどね。 【らいぜん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-06-12 20:59:07) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 「破れ鍋に綴じ蓋」の意味を知ることが出来る作品。エッチなのは序盤に固めて、渋く仕上げましたね。この作品はクリスティナ・リッチあっての作品であり、代役はきかないだろうなと思います。世界のロリータであるリッチの半ヌード、白パンティ姿に股開いて誘惑となれば、ズボンを下ろしてしまうリンカーンの気持ちも分かるでしょう。それに鎖&監禁となれば、リッチのファンならよだれものかと。ただ、テーマは重たく、幼い頃のトラウマに心が蝕まれている少女をなんとか助けたいという男との妙なストーリーであり、軽い気持ちで見ると心が沈みます。ラストのチェーンを絡めたところは素直にうまいなぁ~と感じた。確かにハッピーエンドではあるが、この先が非常に心配。 【マーク・ハント】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-06-10 17:57:11) |
3.クリスティーナリッチ演じるレイの再生物語といった所だが、メッセージ性もあり、完全なるハッピーエンドではないところが変に納得でき、後味が悪いようで、希望を見出せるような作品。ストーリーに抑揚がないような気がしてしまうのも、じっくり、ゆっくり再生を促す、テーマに沿った安定した作り方なんだと解釈。サミュエルLジャクソンの一本木でありながら、人間くさい、世話好きオヤジも妙にハマっていて、好感が持てる。ジャスティンティンバーレイクも頑張ってますよ。 【Andrej】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-11-09 04:20:58) |
2.予告はひどいですね。なんかエロエロな話にしては良い俳優が出演してるなって思って観ました。全然違ってた。なんか、こういった複雑な問題のストーリーをHな場面ばかり強調して、アピールするのはどうかと思います。 【さら】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-12 13:49:51) |
1.《ネタバレ》 『完全なる飼育』のアメリカバージョンかと思いきや全然違いました。主人公が少女を監禁したのは、彼女のセックス依存症を克服させるため。さしずめ滞在型カウンセリングプログラムといったところでしょうか。とは言いつつ、若いおなごを鎖で縛り付けるのはやっぱり尋常じゃない。目的が善ならば、手段は問わないなんて理屈は通りません。このまま主人公が少女を監禁し続けたならば、多くの観客は眉を顰めたはずです。ですから早々に秘密がばれ、彼女自らが主人公を頼る展開にしたのは正解だったと思います。少女を戒めた鎖は、彼女の心の拠所として身の内に根付いた様子。荒療治にも意味はあったようです。病気克服の道程はまだまだ始まったばかりですが、立ち直るキッカケを少女とその夫は掴みました。ただ気になるのは、主人公の心の問題が解決していないこと。彼が少女を監禁したのは、100%善意から出た発想ではありません。彼もまた心に闇を抱えていた。彼は少女に別れた妻の姿を重ね合わせ、自分の理想とする女性像に“調教”しようとした。結果的にプラスに作用したからいいようなものの、一歩間違えば2人とも破滅する可能性がありました。この大問題をスルーしてハッピーエンドと言われてもしっくりしない。後妻が見つかったからOKという話ではありません。主人公の言い分を聞く限りでは、別れた妻に非があるように思えます。でもそれを鵜呑みにしていいのか。主人公の心の闇にも言及した上で、道標を示すようなエンディングだったら良かったと思いました。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-27 19:29:20) (良:1票) |