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荷車の歌

[ニグルマノウタ]
1959年上映時間:145分
平均点:6.83 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
公開開始日(1959-02-11)
ドラマモノクロ映画
新規登録(2008-05-07)【にじばぶ】さん
タイトル情報更新(2011-01-13)【イニシャルK】さん
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監督山本薩夫
キャスト望月優子(女優)セキ
三国連太郎(男優)茂市
岸輝子(女優)
左幸子(女優)オト代
小笠原慶子(女優)トメ子
塚本信夫(男優)虎男
矢野宣(男優)三郎
左時枝(女優)少女時代のオト代
西村晃(男優)初造
稲葉義男(男優)藤太郎
水戸光子(女優)ナツノ
佐野浅夫(男優)三造
奈良岡朋子(女優)コムラ
利根はる恵(女優)リヨ
浦辺粂子(女優)ヒナ
小沢栄太郎(男優)ナナシキの旦那
脚本依田義賢
音楽林光
配給新東宝
美術久保一雄
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3.《ネタバレ》 明治終り頃から、第二次世界大戦終戦までの
二人の夫婦の一生をずっと描いている。

時代おくれの荷車挽き、生活苦、姑の子供虐待、年を取っては夫が妾を作ったり、そして戦争になって、
送り出した子が病気で帰って来たり、そして戦死して、もう苦労苦労の連続である。

今の時代も、失業やらコロナやら、悩みだしたらキリがないが、
いつの時代も、この国は悩みだらけなのだなぁと思う。

それでも養女に出した娘が帰って来たり、姑との和解があったり、
ホッと一息つける時間もある。
「人生とは絶望と希望の戯れである」
ゼミの先生の言葉であるが、まさしくそれを映画化したような映画だった。
トントさん [DVD(邦画)] 7点(2020-06-20 14:47:05)
2.《ネタバレ》 地道で淡々とした描写で進むかと思いきや、実は今日の感覚で見ると、ホームドラマの常套手段をいろんな場面で外しているのである。意地悪姑と何となく和解したりとか、女工勤めに行って何か不幸が起こりそうな長女と次女も健康に戻って来るとか、盛大に出征した次男があっさり戻ってきたりとか、妾が出てきて騒動発生かと思いきやそのまんま同居とか。それだけにかえって作品の底に生々しいリアリティを感じてしまう。俳優陣では、ほかの作品では特に何とも感じなかった左幸子の華のある存在感が印象に残りました。あと、当時36歳であそこまでの老け役を成し遂げた三國連太郎も凄い。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-09-12 03:36:21)
1.山本薩夫監督の作品ってどうも息苦しくてそれほど好みではないが、力作が多いため力ずくでその作品に引き込まれてしまう。
本作も紛れもなく力作であった。

三國連太郎の演技は相変わらず素晴らしい。
脇を固める出演陣も渾身の演技をみせる。
山本監督が本作を完成させる為に相当の労力を費やしたというのも頷ける、素晴らしい演出である。
にじばぶさん [DVD(邦画)] 7点(2008-05-07 19:57:25)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 6.83点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6233.33%
7350.00%
8116.67%
900.00%
1000.00%

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