11.なんか気軽に笑える映画はないかなと、何気なく手に取ったのがこれ。パッケージを見るに宮迫はじめお笑いの人も多く出てるし、単純に喫茶店を舞台にしたコメディなんだなと思いレンタル。 しかし、これはいい意味で裏切られた。笑いよりもまず人間ドラマとして見応えのある作品で、最初こそベタな笑いの連続だったのだが、物語が進むほどにどんどんシリアスな展開になっていくので凄く引き込まれた。それぞれのキャラクターがしっかり描かれている点も評価したい。 麻生久美子がヤリマン発言したときの宮迫のなんとも言えない顔の演技は秀逸だし、それを横で見る娘の軽蔑した表情もまた良い。凄い緊迫した場面なのにもう可笑しくてしょうがなかった。この場面が1番好きかも。 【ヴレア】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-01-22 00:38:18) |
10.《ネタバレ》 ○俳優の良さと監督の悪ふざけが印象に残る作品。○内容としてはそこまでのものこそ感じないが、人間がよく描けていると感じた。○麻生久美子ファンとしてはコスプレシーンがあるだけでこの映画の存在価値があります。笑 【TOSHI】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-02-05 00:00:25) |
9.《ネタバレ》 こういう喫茶店、何だか今はあるのかなあ?昔はよく見かけたような感じの雰囲気がよく描かれているし、駄目親父、下心丸出しで自分好みの女性をアルバイトとして雇うのも同じ男としてよく解りすぎるぐらいである。だからこそそんな馬鹿親父(宮迫博之)の気持ち、行動が何とも哀れでならないぐらいである。そして、そんな父親を冷めた態度で見ているどこにでもいそうな女子高校生演じる仲里依紗が絶品である。それとは対照的に麻生久美子、もっと良い役を与えてあげたくなる。喫茶店にやってくる客の一人一人の色んな一面、その中でも他の客に毎回のようにマスターと間違えられるミッキー・カーチスが面白かった。見ている分には面白いし、でも何だかちょっと吹っ切れないもどかしさが感じられる。6点ぐらいかなあ!とも思ったけど女優陣、何度も言うけれど特に仲里依紗の可愛さ、彼女の演技、自然体の女子高校生ぶりに1点プラスしたくなってしまったということで7点! 【青観】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-10-10 21:46:56) |
8.わたくし生まれてこのかた女性に一度もモテたことのない、”悲惨の港”を地で行く、45歳、独身ブおとこでございますが、この作品”すばらしい!”のひとこと。すばらしい女優陣。すばらしい熊本男。すばらしいケンバンド!そしてそして、、、、、なんという身を焦がすせつなさよ、、、、、、、、、、、お願いだから自分でヤリマンなんて言わないでくれよ、、、、せつなすぎる、、、トホホです。、、、、でも日本に生まれて良かった!すばらしい、名作! 【男ザンパノ】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-11-09 00:52:11) |
7.《ネタバレ》 6点~7点って感じなんだけど。 面白いとも言えず、しかしつまらないというわけではない。 美しい話などでは全然ないのだが、 本当にどこかにありそうな日常…というかこれは実際にあるね。 とにかくみんな演技が上手い。 あ、部屋に盗撮カメラのくだりだけは違和感があった。 【虎王】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-08-20 01:38:34) |
|
6.前半はほのぼのコミカルな感じで良かったが、後半話が暗くなってきてめんどくさくなった。なんかこういった感じで後半に失速してくるパターンが多いような気がする、最近。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-09-03 21:20:49) |
5.ダッサダサのインテリア&セクハラ誘因そのものみたいな制服を店員に着せておいて純喫茶と気取って悦に入る親父の馬鹿さ加減がもう、自分の父親を見ているようで情けなくて涙が出たww 人間って本当にどうしようもなく馬鹿で愛おしい。それが他人だったら笑って見ていられるけど、肉親だと心底うんざり、まして年頃の女子にはキツイ。そういう男親に限って娘の気持ちにやたら鈍感。悪気はなくても破壊力ばっちりな鈍感さ。でも、そういう父親を見て育つと自然と娘にだめんず免疫ができるので、長い目で見ると教育的には◎だったりする(笑) 【lady wolf】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-07-28 14:40:29) (笑:1票) |
4.《ネタバレ》 だらしのない生活を送りかけていた父が、ふとしたことがきっかけで喫茶店をオープンさせる。その店が、またはちゃめちゃで。ダサさのクオリティーは半端ない。 そんな店に集まる客もやはり少し変わった人ばかりで。。 ダメ親父の宮迫博之と強気だが実は繊細な仲里依紗の親子関係が想像以上にハマっていた。ま、さすがに麻生久美子のヤリ○ン発言にはウケたけどね。 「ちゃんと感動させない」ってのが上手い。 感情が揺さぶられるような作品ではないが、クスクス笑っていたら、あっちゅー間に見終わってしまいました。面白かったです。 【urara】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-07-22 09:55:02) |
3.ダサい事この上ない喫茶店を軸に、店主・その娘・従業員・常連が織り成す、美しくは無いがクスリと微笑ましい間抜けで憎めない人間模様が面白い。 今日もどこかでこんな間違いだらけの純喫茶がオープンして、そしてヒッソリと閉店していくんだろうなぁ。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-05-29 04:42:20) |
2.《ネタバレ》 人々の心模様が描かれるという点では、伝統的な日本映画。チャランポランのお父さん、イマドキの娘、ちょっと離れて別れたお母さん、といるとこに、風来坊的な美人のモッコさんが、掻き回しに登場してくるという段取り。彼女のキャラクターが、サッパリと現代的なようでいて(配ってくれと頼まれたビラをあっさり捨てたり)、古風な愛想尽かしの場を演じてみせたりして、屈折を持たせている。飲み屋での愛想尽かしの場は、けっこうジーンときた。その前に、元カレに「おまえはどこで何やったってダメだ」と決めつけられ、いや自分にはあの喫茶店という居場所がある、と心のよりどころに出来たその直後、娘に当たられて、「お客とやっちゃいました」って、愛想尽かしをさせる言葉を笑いながら言う。歌舞伎では「愛想尽かしもの」ってジャンルがあるくらいで、義理のためにわざと惚れた男に愛想尽かしをさせる場、ってのが日本人は好きなの、そういう古風な型が現代風俗の中でもまだ有効であることを見せてくれた。娘があとで、モッコさんに謝らなくちゃと思い、走る彼女を父さんの自転車が追い越していく、なんてとこがきれいに決まっている。店の客では、いつもマスターと間違われる寡黙なミッキー・カーチスもいいが、「あんた九州出身?」の斉藤洋介が好き。ロケは東京の和泉多摩川商店街らしく、東の荒川などでロケした映画だと、すぐ土手を使って画面にアクセントをつけたがるが、西のこれではそういうことしてない。下町じゃないんだ、どこにでもある郊外住宅地なんだ、って感じなのか。 【なんのかんの】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-05-23 12:08:42) (良:4票) |
1.単なるコメディかと思ったら、意外とヒューマンドラマもあって良かったです。 仲里依紗と麻生久美子の魅力で最後まで幸せな気分で観られました。 というか、純喫茶磯辺に行ってみたいですね。 こんな素晴らしい喫茶店があったら、ロリコンじゃなくても毎日行くでしょう。 机のなかみの2人も上手く行ってるようで、ほのぼのしました。 それにしても、この監督さんは鼻血を扱わせたら天下一品ですね。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-02-27 04:54:56) |