パッション・ダモーレのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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パッション・ダモーレ

[パッションダモーレ]
PASSION D'AMOURE
1980年上映時間:115分
平均点:6.00 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
ラブストーリー歴史もの
新規登録(2010-05-18)【パブロン中毒】さん
タイトル情報更新(2010-11-04)【とらや】さん
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監督エットーレ・スコラ
キャストラウラ・アントネッリ(女優)クララ
ベルナール・ジロドー(男優)ジョルジョ
ジャン=ルイ・トランティニャン(男優)軍医
マッシモ・ジロッティ(男優)大佐
ベルナール・ブリエ(男優)少佐
脚本エットーレ・スコラ
ルッジェロ・マッカリ
音楽アルマンド・トロヴァヨーリ
配給日本ヘラルド
衣装ガブリエラ・ペスクッチ
字幕翻訳岡枝慎二
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1.《ネタバレ》 〝好き〟の反対は〝嫌い〟ではなくて〝無関心〟である。
なんたってフォスカが登場するまで30分も観客をじらしているんですからね。
同じくジョルジョもじらされて、〝関心〟を持っただけでなく顔を見て叫び声を聞いたら〝大嫌い〟になってしまいます。こうなればもうこっちのもの、フォスカの勝ちです。
そのブスだブスだと評判の彼女、そんなにブスとは…つまり、感動するほどのブスには見えなかったのです。美醜感覚の違いでしょうか。
確かにアントネッリのほうがどうみても美人だし、フォスカはげっそりして、目は落ち窪み、出っ歯ではあるが…わざわざ見に行くほどのブスではありません。ちょっと太って歯を治せば充分イケる顔じゃないですか。
なんというか、30分も客を待たせるのなら、もっと感動するほどのブスを見せてもらいたいんだ私は。
ま、それはともかく、フォスカ登場後の展開はホラー映画の要領で進み、なかなか驚かせてくれます。ここまでする女は映画界広しといえどもフォスカの前にフォスカなし、フォスカの後にフォスカなしと言ってよいでしょう。もうほんとうに思い切りが良いですこの監督さん(不遇だったらしいけど)。
本筋と関係あるのかわかりませんが、冒頭のクララの部屋シーンで私はぎょっとしたのですが。…鳥カゴのある部屋に猫を入れるなよ!!鳥飼いにとっては絶対の禁忌なんですけど。実際に喰われるかどうかという問題より、捕食者と同室になるだけで小鳥にとってはすごいストレスなんですから。もしかしてクララの性格を暗示する描写なんでしょうかねえ…。それとも単なる当時の風習なのか、作り手が無神経なのか、よくわかりません。
ともかく「ハンサムで優しいということはそれだけで罪だ」とかとかとか、イタリア映画らしい意味深なセリフもいっぱいですし、なかなか楽しめます。最初の30分をガマンすることです。
パブロン中毒さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-05-18 21:25:31)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
3125.00%
400.00%
500.00%
6125.00%
7125.00%
8125.00%
900.00%
1000.00%

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