1.《ネタバレ》 何人がかりで書いてる脚本か知らないが、ターセムさんはあまりストーリーとか拘らない人なんだろうね。ストーリーに惹かれないのよね。
神様の親玉ゼウスさんは人間の事、応援するし、人間に化けて、主人公君にこっそり稽古つけてあげたりする癖に、他の神様が手伝おうとすると、
「いかーん!人間のことは人間が解決せねばならんのだ。手伝ったりしたら、お前らでもマジで殺すぞ!!」
とか言う、理不尽大王。一番タチ悪い人だよね。とかいって、要所要所のオイシイところで神様が現れて大暴れするものだから、最終的に人間同士の争いが凄くちっぽけでどうでもいいものに思えてしまう。明らかに悪役に勝ち目ないじゃない。
神様っていつも勝手よね!主人公存在感薄すぎ!
見どころは勿論アクション。
殺すためのアクションなので、顔面に刀を容赦なくつき刺したり、四肢は容赦なくバラバラになり、血がブチュワァッって漏れる。ここら辺は、300とあまり変わらないかもしれないが、やはり迫力あって、カッコイイ。ストップモーションを使ったアクションはあまり好きではないんだけど、計算されつくされた滑らかなカメラワークで、見せるところをきちっと見せていくのでとても美麗に感じた。
アクションが楽しかったので、概ね満足!