27.《ネタバレ》 落ちぶれた元ボクサーとほとんど面識のない息子の再起もの。 描かれている話は'80年代を思わせる王道のスポーツものでありつつ、 ロボット・ボクシングという近未来要素が取り入れられる。 ロボット同士の無機質な試合に興奮できるのか?という疑問が湧くが、 おんぼろな練習用ロボットを媒介にして、断絶していた父子が次第に心を通わせ、 クライマックスの試合へと盛り上がっていく展開は上手い。 そのロボットに感情があるように見えて、宿らせないのが大人のアプローチ。 三人四脚で困難を乗り越えていく。 そして決勝戦。 練習用ロボットのシャドー機能によって、ここぞとばかりに人間の肉体が活きていく。 息子は父親のかつての雄姿を見る。 試合に負けても勝負に勝った。 最高潮のエンディングのまま、後日談を一切描かない潔さが良し。 |
26.《ネタバレ》 知人から勧められ鑑賞。純粋に良かった。 ロボットボクシングという切り口が斬新。格闘シーンは汗握る楽しさ。 それに親子愛。終盤、製作者が意図するところで感動してしまう。 時代設定が2020年というだけあって、近未来の実世界にて本当に開拓されればいいのになと強く願った。 【カジノ愛】さん [インターネット(字幕)] 7点(2017-04-07 01:16:52) |
25.《ネタバレ》 脚本がモロにオーバーザトップでしたね。スパート用ロボットとの設定でしたが、すごい打たれ強いのにびっくりでした。 【pokobun】さん [DVD(吹替)] 7点(2013-08-16 20:35:11) |
24.《ネタバレ》 ロボットは使ってはいるものの、完全なボクシングものだった。設定やプロットはかなりベタというか使い古されているもので、展開は読みやすいし、逆に言うと安心して観ることができる。となると演出勝負になるけど、ロボット使ってうまく近未来感だしているし、ATOMのしょぼさとか人間ぽさをうまく演出に利用してる。ま、ロボット使わないで肉弾でもとは思うけど、それなら、ままロッキーになっちゃうし、観客動員には新しめの方がキャッチーだしね。 【タッチッチ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-06-25 19:03:51) |
23.《ネタバレ》 もう、ベッタベタ。冒頭10分で最後の映像まで予想できるような、そんな恥ずかしくなるような王道ストーリー。でも、そんなベタベタな映画って普通は古臭くって最後まで観ていられないんだけど、この作品はロボットボクシングという新しい題材を扱ったせいか最後まで飽きずに面白く観れた。それに、映像の隅々までこだわりを持って作られているところも、そんな古さを感じさせない一助になっているように思う。格闘ゲームで育った世代のお父さんが息子と一緒に観たら最高に盛り上がれるんじゃないかな。そんな王将のラーメンみたいな映画デス。ちゃんとお父さん向けに、出てくるお姉さんはみな巨乳でセクシーだよ(笑)。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-04-04 11:45:51) |
22.《ネタバレ》 判官贔屓という言葉もあるが、旧世代ロボットの快進撃は痛快だ。「超悪男子」なるトンデモデザインも嫌いじゃないけど、ATOMは素朴で愛らしい。ダメ親父の再起、少年の夢… 親子の絆が紡がれ、いよいよ最強ロボットとの最終決戦を迎える。「いいとこ取り」の贅沢な映画ではあるが、それは予定調和と言い換えることもできよう。実はゼウス戦より、動物園での賭け試合の方がリアルで面白かった。リッキーが「ざまー見ろ」状態になるのは一応喜べるか。あと、日本リスペクトはありがたいです。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-02-12 18:31:51) |
【アフロ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-08-21 04:35:29) |
20.たかがロボット、と思うのは最初だけでしょう。ATOMは人工頭脳でもあるのか、はたまた命が吹き込まれたのか。まるで生きているかのような愛おしさがありました。でも、ちょっと子供が鼻につきます。大人を舐めるな(笑) 【ライトニングボルト】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-08-10 12:43:27) |
19.童心に帰ってみるべド派手なロボットバトルが熱い作品。 細かい設定の説明や、人物の過去などはあまり描かれず、「今」この瞬間に重きを置いているよう。これは、主人公の子供視点であることを意識しているのだろう。あの子が知らないことは観客も知らない。退屈させない気合の入った(金がかかってそうな)カメラワークは、常にいい位置に滑らかに動くので、迫力がある上に非常に見やすい。 見せ方を分かってる!という感じのかっちょいいロボットアクションが堪能できる。アクションをぶれぶれカメラワークでごまかしている最近流行りのスタイルとは一線を画している。 【すべから】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-07-29 02:00:20) |
18.《ネタバレ》 おおまかなストーリーラインは『オーバー・ザ・トップ』&『ロッキー』のロボット・バージョンといったところで、予告編で観た通りの内容。しかし、このベタに徹した作りが、大人も子供も楽しめるエンターテインメント作としては大正解。CG技術の飛躍的な進歩により、「ロボット・ボクシング」なるSF的設定を何の違和感もなく映像に溶け込ませている。ヒュー・ジャックマン扮する父親は、お金で親権を売るような最低野郎だが、子供も負けてはなく、かなりのマセガキで父親と対等に渡り合う。最初は全く反りの合わなかった二人が、「ATOM」という名のスクラップ同然のロボットと出会い、ロボット・ボクシングの試合を通じて絆を深めていく(製作者はかなりの日本のロボットアニメのファンなのだろう)。ひとつ気になったのは、亡くなった母親のことがほとんどスルーされている点。「いいママだった」などと台詞では言っているが、もうちょっとストーリーに絡めても良かったのではないか?また、今後の父子の暮らしがどうなったかが気になる。 【フライボーイ】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-07-19 14:08:11) |
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17.《ネタバレ》 ここ最近の父子ものの映画では群を抜く面白さでしたねぇ。ほんの数年後の近未来を描いたSF映画で、制作陣はたぶん日本のロボットが凄く好きなんだろうというのが伝わってくのですが、そういうSFを描くことに主軸を置いているわけではなく、あくまでも人間ドラマが主体であるというのが良いですね。ロボットのATOMは、まぁ途中で意志があるみたいな描写もありましたが、それで物語が人と機械の交流に走るわけではなく、ロボットの存在は父と子の心の架け橋なわけです。ダメ父チャーリーと心を閉ざしたマックス。この二人が、共通の熱中出来る対象があるってのがやっぱり大きい。子だけで頑張るより、親と一緒になって挑戦するほうが子供はより上達するもんね。ラストのファイトシーンで、父がATOMの操作のためにファイトしてる姿を見てマックスが涙するシーンは感動的。敵の悔しがる描写とか、全体的にステレオタイプではあるんだけど、ファミリー映画であることを鑑みればわかりやすくていいと思います。 個人的には、マックスのダンス&連動して踊るATOMのシーンがお気に入り。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-06-17 20:56:02) (良:1票) |
16.《ネタバレ》 例によって予備知識ゼロで鑑賞。ジャケットを見たときは「アメリカ版ロボジー?」とか変な想像しちゃいましたが全然違いましたね。コンセプトはポケモン・カブトムシ相撲・闘犬・もっと手軽な所では紙相撲ってところでしょうか。まーでもポケモンが生物を無理やり戦わせるのに対してこちらはロボット同士なだけまだ良心的でしょうか。最後の試合は試合展開から繰り出すパンチの種類や打ち方まで「ロッキー3」そのもの。相手にわざと打たせて体力を消耗させる所なんか既視感バリバリです。でも人間同士の試合と違ってゴングでピタっと止まる所とかなんか微笑ましいですね。あとどう見てもとんでもない極悪人にしか見えないお兄ちゃんがちゃんと律儀にお金を払ったりとか、負けた腹いせに銃ぶっ放したりする人がいないとか、ああいう賭けボクシングなんぞを生業としてる割には心底悪い人っていう人は登場しなくて安心して観ることができました。思わぬ拾い物って感じでした。 【S.H.A.D.O.】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2012-06-06 22:30:37) |
15.《ネタバレ》 ロボット好き、もしくはゲーム好きなら楽しめると思う。映画館で予告みた時はロボット版ロッキーって感じでぜんぜん面白くなさそう、としか思えなかったのだが観てるとこれが予想外になかなか面白い。8点つけても良いぐらいだが微妙に8点には足らずか…。 チャンピオンが反則とか使ってこなかったのは好印象。途中にそういう汚い戦い方するやつが一人ぐらいいても面白かったかも。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-28 11:57:47) |
14.ベタな展開でも監督・脚本によっては面白くなる良きお手本。 【akila】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-05-20 18:02:25) |
13.《ネタバレ》 ダメ親父と賢い息子がガラクタ寸前のロボットで無敵チャンプに挑む、ロボット版ロッキー。よかった、面白かった、ラストでは不覚にも涙が。ただ一点気になったことが、劇中の大人達がロボットを完全に物としか見ていないこと、彼ら(ロボット)に対して愛着とか相棒とかパートナーシップみたいなのがあまり感じられなかった。鉄人28号(超古)に始まりジャイアントロボ、マジンガーZ、人機一体となって困難に立ち向かっていく主人公達をみて育ってきた自分にはどうしても気になってしまいました、これも国民性(大げさ)なんでしょうか?それとも俺だけ? 【ハチロク】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-05-16 17:38:09) |
12.《ネタバレ》 ロボットの賭けボクシングを生業として放浪する男。息子の親権を亡くなった妻の姉夫婦に男は譲り渡す。姉夫婦の旅行中につかの間行動を息子と共にする。拾ったロボットを息子は根気強く訓練する。そのかいあってロボットは勝ち上がる。最後の対戦相手は不敗の王者ゼウス。ゼウスの攻撃で音声認識が故障。男は父としての生き方を見せるかのようにジェスチャー操作で応戦。善戦して満足げな親子。父親の愛を見たような気がした。 【cas385】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-01-23 15:19:48) |
11.《ネタバレ》 面白いですね。簡単に言ってしまえば、皆さんの言っているとおり、ロッキーのSF版ってことなんだけども、それが元々面白いプロットなんだから普通に楽しめる訳で、そうしたネタの仕込み方がうまいってことなんだよね。分かりやすいライバルの作り方もしてあって、あぁ、やっぱりディズニー映画ってこういうところは流石だと思いました。 でも、問題が無い訳でもないんですよね。大半はSF考証の部分で、多分他の人からすれば「どうでもいいじゃん」と思われる様な所ですが、あたしは見逃したく無いですね、アトムのモーショントレーサー機能については。あるときはミラートレース、あるときはトゥルートレースと、まぁ臨機応変に変わる変わる。アトムの視覚センサーも何処にそんなに付いているんだと疑いたくなる程の見事な迄にジャックマンのトレースをするのには敵役のゼウスの性能がかすんでしまうほどの高性能だし。この辺のいい加減さがディズニー映画らしくもあるのだけど、こう言う所をもっと丁寧にやって貰えれば、もっと面白くなると思うのですけどね。 【奥州亭三景】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-01-21 21:33:09) (良:2票) |
10.《ネタバレ》 ○勧善懲悪で単純明快。細かいことを除けば万人がそれなりに楽しめる作品。○スマートな仕上がりで、お涙頂戴に走らないあっさりしたエンディングも好印象。○ヒュー・ジャックマンが良かった。良い役を引き当てたな。はまり役だった。 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-01-09 14:40:17) |
9.《ネタバレ》 あっという間に仲良くなってしまう親子に違和感があったり、ゴミ捨て場から拾ってきたロボットがそこまで強くなる事に説得力がなかったりと欠けている部分は結構多い。が、この映画にはそんなことは凌駕してしまうだけのパワーがあり、久しぶりに映画にどっぷりと浸かり、ラストへ向かって高揚感は半端無かった。あまりにも王道のストーリーに、難しいことは考えずにガッツポーズのとれる映画でした。ただ“極悪男子”だけは未だに謎のまま・・・。 【ふじも】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-01-07 18:08:16) (良:1票) |
8.《ネタバレ》 よくできてるしおもしろかったんですよ。 しかしダメージが大きい。 見終わったらsale流して帰るかなんて思ってたのにそういう正月気分さえ吹き飛ばされてしまいとぼとぼ直帰してしまった。 幼いころ『SW』でC-3POとR2-D2が好きになり、ジャンプで『Dr.スランプ』を読んで育ち、初めて買ったレコードが「YMO」だった同世代の方には理解していただけるだろうか。 自分が思った以上にメカメカしいものに対する愛着が激しいことに気付いた。 敵のだろうが主人公のだろうがロボットがボコボコに破壊されていく様子に耐えられなかった。 息子の父親に対する「いらなくなったら(自分と同じようにロボットも)捨てるんだね」というセリフが刺さる。 舞台は近々々々未来。ほんの何年か先。 そこでは生身の人間が闘うボクシングは飽きられてしまい、相手を叩き潰し尽くすまで戦うロボットボクシングが大流行。 無人のステルスが実在する今、作ったひとたちの思いは、未来をこんな時代にしてはいけないというところにあると信じたい。 逆に浅田真央選手や北島康介選手、内村航平選手が生身で過去の記録や技を超えようとしている姿が頭に浮かんだ。 「生身の人間はどこまでいけるの??もう無理しないで」とか考えてしまった。 これが行きすぎてこの映画みたいになったらどうしようと心配になった。 それと作ったひとは本当に日本が好きなんだろうね。 息子が最後の試合で着てたTシャツにまでカタカナで大きく「ロボット」の胸プリントだったし。 「ATOM(このネーミングも日本びいきな気がする)」が息子の動きに合わせて首をかしげるシーンなんか見てて、『ラピュタ』に一機残ってお墓参りするロボット思いだしてしまった。 笑えるところもあります。 息子とATOMのロボットダンス。 ロボットのロボットダンス。シュール。 これはなぜか江口寿史の『KV-201XR』を思い出してしまった。 あとは息子役のダコタ・ゴヨくんが登場してきたとき、あまりのかわいさに『T2』でエドワード・ファーロングが出てきたときを思い出した。 ダコタくんにはぜひ上手に大人になってもらいたい。 俳優を続けようが続けまいが。 【監督】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-01-04 16:26:05) (良:1票) |