3.《ネタバレ》 正しくベタであって丁寧に作られていればやはり面白い。
主人公のツンデレ爺さんのちょっとした仕草や発言が笑いを誘う。気むずかしい役なのに、同時に愛くるしさがあるため、何だか応援したくなってしまうのだ。手堅く、素敵な映画ではあるが、難もある。肝であるショーのパートが盛り上がらない。
歌というものにそれぞれがどんな想いを持っていて、どんな表現をしたいのかっていうのが薄いため高揚できない。
最後はもっとド派手に決めてテンション高く終わって欲しかった。
エンドロールに関しても、そこは合唱の曲で終わらなきゃダメだ。