1.《ネタバレ》 エロ目線でレンタルしたけど良作だった。人間の根源ということで恋愛映画ジャンルが存在するんだからセックスや性欲だけにフィーチャーしたジャンルというのも当然存在していいはず。堂々とその根源をつく映画。夜の淫靡な映像、現実に引き戻す朝の眩し過ぎる映像のコントラスト、リアルさは見事だったし、そろりそろり探り探りでの気まずい時間とかの表現もリアルに感じた。演技達者の役者も揃っていたんで、場末なB級C級の感じは全くなかった。もちろんAVじゃないしどちらか言うと昔の日活ロマンポルノ風。でもそれよりは高尚。人間だもの感に満ちた作品。好演の窪塚君のラストのエピソード切ない。そんな中で頑なに乳首を守った三津谷葉子。なんなんだよ。恥ずかしくないのか。一番出しそうな脱ぎ要員ぽい人が。