1.《ネタバレ》 「ワイルドスピード」ホブス役のドウェインのファンなので観に行きましたが、ドウェインはさすがワンパンの強さで適役です。「キングダム・オブ・ヘブンDC」、「ドラゴンズドグマ」、ベルセルクの黄金時代、ナルニアの合戦、「BUSIN」等が大好きなので、本作は地に足がついた傭兵アクションでとても楽しめました。結局のところ神か人かは観客に解釈の余地があるのが面白く、伝承によって神となった人間の英雄という描き方はリアリティがあり、神話を題材にした作品の中では優れたプロットだと思います。日本でも朝廷に歯向かった者は土蜘蛛にされたりしたので、ヒュドラの生首が人間のものだったのは納得がいきます。エンドロールで「12の難業」は仲間と共に戦った事が明かされるのも良かったです。風景も良く食事のシーンが多いのも良かったです。王女ユージニア(レベッカ・ファーガソン)も綺麗でした。二人の王の小物臭も上手かったです。さすがにリドリー・スコット作品と比べるとこじんまりとしていますが、思わぬ出会いに単なる神話系CGアクション大作より愛着が湧きました。アマゾネスのアタランタ(イングリッド・ボルゾ・ベルダル)は何だか肌が綺麗すぎて、弓なのに近距離だし違和感を感じましたが些細な事です。