恐怖の報酬【オリジナル完全版】のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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恐怖の報酬【オリジナル完全版】

[キョウフノホウシュウオリジナルカンゼンバン]
Sorcerer
1977年上映時間:121分
平均点:7.55 / 10(Review 20人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-11-24)
アクションドラマサスペンスアドベンチャーリメイク小説の映画化
新規登録(2018-12-14)【M・R・サイケデリコン】さん
タイトル情報更新(2023-02-26)【イニシャルK】さん
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監督ウィリアム・フリードキン
助監督ニュート・アーノルド
バッド・S・スミス(第二班監督)
マーク・ジョンソン(第二助監督)
キャストロイ・シャイダー(男優)ジャッキー・スキャンロン(フアン・ドミンゲス)
ブルーノ・クレメル(男優)ビクトル・マンゾン(セラーノ)
フランシスコ・ラバル(男優)ニーロ
アミドウ(男優)カッセム(マルティネス)
ジョー・スピネル(男優)スパイダー
フリードリッヒ・フォン・レデブール(男優)カルロス
ジャン=リュック・ビドー(男優)パスカル
羽佐間道夫(日本語吹き替え版)
大塚周夫(日本語吹き替え版)
樋浦勉(日本語吹き替え版)
富田耕生(日本語吹き替え版)
及川ヒロオ(日本語吹き替え版)
玄田哲章(日本語吹き替え版)
青野武(日本語吹き替え版)
嶋俊介(日本語吹き替え版)
筈見純(日本語吹き替え版)
飯塚昭三(日本語吹き替え版)
田中康郎(日本語吹き替え版)
平林尚三(日本語吹き替え版)
笹岡繁蔵(日本語吹き替え版)
原作ジョルジュ・アルノー
脚本ウォロン・グリーン
音楽タンジェリン・ドリーム
撮影ディック・ブッシュ
ジョン・M・スティーヴンス
製作パラマウント・ピクチャーズ
ユニバーサル・ピクチャーズ
ウィリアム・フリードキン
バッド・S・スミス(製作補)
美術ジョン・ボックス(プロダクション・デザイン)
ロイ・ウォーカー(美術監督)
ダン・ペリ〔タイトル〕(タイトル・デザイン)
衣装アンソニー・パウエル
編集ロバート・K・ランバート(共同編集&サウンド編集)
バッド・S・スミス
M・スコット・スミス(編集見習い)
録音ロバート・ニュードスン
チャールズ・L・キャンベル
その他ウィリアム・フリードキン(デジタル修復)
リンズレイ・パーソンズ・Jr(プロダクション総指揮)
アンリ=ジョルジュ・クルーゾー(献辞)
キングレコード(提供)
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7.最後の女、ばばあやないか。
ケンジさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-08-13 14:18:57)
6.冒頭の断片的なエピソードが、互いに連関することなくただ登場人物を導入するために並列に配置されているだけなのもイマイチ工夫が無いし、ロイ・シャイダーが自動車事故を起こすという、いかにも本編の伏線になりそうなネタがさほど活かされていないのも奇妙だし、何と言っても、あの素晴らしいまでにエゲツない『恐怖の報酬』(1953年)をわざわざリメイクしようってのが、すでに分が悪い。まあ、オリジナルと比べて、ああだこうだ言うのも、無粋かも知れませんけどね(でも比較されるのがイヤなら、そもそもリメイクなんかに手を出さない方が・・・)。
だけどやっぱり、本作にも、圧倒されてしまう。あのつり橋のシーンの、途轍もないシツコさ、そして緊迫感。いやホント、そこまでやるか、と。
ケモノ道みたいな、道なき道を進むクルマ。こんなところまで来てロケして、本当に無事帰れるのか、と、要らぬ心配までしてしまう。
さらには若干、エクソシストっぽいオカルト風味まで感じさせたりもして。確かにここには、このリメイク作ならではの世界が広がっています。これはこれで、スゴい映画。
ところで、最初の方のレストランのシーン、バックに流れているのはモーリス・ラヴェルの弦楽四重奏曲で、実際に店内に流れている音楽なのか、劇伴なのか、判然としないのですが、最後に、劇伴としての不協和音がそこに重なって、独特の効果を上げています。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-01-24 21:23:03)
5.他の方も指摘しているとおり、前半はオムニバス形式で落ち着きません。後半からようやく筋が見えてくるわけですが、最後に加わった殺し屋風の男の参加理由は今でもわかりません。セリフをギリギリまで削ぎ落としたようで、このあたりは勝手に想像しろということでしょうか。
しかし運搬が始まってからは、いろいろどうでもよくなります。とにかく生きるか死ぬかの瀬戸際の連続なので。CGでも特撮でもなく、よくこんなシーンを撮れたなと驚くばかり。このあたりは十分に堪能させてもらいました。終盤はなぜかホラー的になったし。
で、最後の最後に出てきたオッサンは何者でしたっけ? ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか、見る側の集中力と記憶力を試すような終わり方でした。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-25 01:47:31)
4.序盤がかなりとっ散らかっていて混乱する。制作会社?がカットしたんであれば正解と思う。本編が始まってからもシーンが途中でぶった切られることもあるが、こちらはまあ視聴者に想像させることを意図したんだろうと思えば、納得できる。
で本編部分だけれど、1953年の『オリジナル』を過去に観ていたので、楽しみが半減してしまったことは確か。それでもやっぱり手に汗握る展開は面白いと言えるレベルに仕上がっている。まだCGやらが整ってない時代に、どうやって撮ったんだろうと思わせる技術は見事。
くろゆりさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-24 17:31:07)
3.《ネタバレ》 この作品を観てから改めてフランスのオリジナル版を観たが、ニトロを積んだトラックという設定だけでリメイクしたい監督はかなりいたのではないかと思う。
オリジナル版は乾燥した山岳地帯を走破する設定だったが、これを密林に置き換えた本作のサスペンスも素晴らしい。

が、オリジナル版と同様、トラックが出発するまでの人物描写がかなりかったるい。
オリジナル版と違って前半で主人公たちが街に流れ着いた背景が描かれるが、オリジナル版と同様、トラックが出発するまでストーリーの主軸が見えないからだ。
当時は物事を順番に描いていくのが脚本のセオリーだったのであろう。

それにしても吊橋のシーンはまさに劇場のスクリーンで観られて幸運だったと思う。実物だけが持つものすごい迫力とサスペンスである。
CGなど無い今では考えられない過酷な撮影であったろうと想像できる。

同監督の「フレンチ・コネクション」「エクソシスト」と本作を観て特徴的に感じるのは、しつこくプロセスを解説するシーンがあることである。
「フレンチ・コネクション」では車を解体するシーン、「エクソシスト」では女の子をレントゲンで診療するシーン、そして本作ではトラックをカスタマイズするシーンである。
だからどうしたということかもしれないが、自分は物事を論理的に説得力を持って見せるシーンが好きである。
逆に言うと最近の映画は情緒とテンポが優先されすぎて論理的、物理的な説明が欠けている映画が多いように思う。これは監督の教養にも関わっているように思う。

最近の映画と比較すると、全体としてはかなりいびつな構造の映画であると思うが、映画館でこそ見る価値のあるシーンが多々あり再評価されてしかるべき映画であると思う。
どっぐすさん [映画館(字幕)] 7点(2019-05-10 00:42:50)
2.初の『恐怖の報酬』。カットされた版は観てません。

一旦死の恐怖に取りつかれてしまった男達が、そこから逃れようともがき奮闘するんだけど、やがて確実に死神は迫って来ているというようなそんなストーリーだった。なんか元祖『ファイナル・デスティネーション』?みたいな感じだった。勿論呪いとか超常現象といったものとは違うんだけど、描かれる根源的な恐怖としては同じようなものだと思う。

とにかく、トラックにニトロを積むという行為が正気の沙汰じゃない。観ている間中嫌な予感しかしないし、ハラハラ感が半端ないって。

あと、リマスターされたんだろうけど、70年代の映画なのにここまで映像が綺麗という事に驚いた。密林の空撮シーンとか特に美しかった。
ヴレアさん [映画館(字幕)] 7点(2019-01-22 23:21:59)
1.《ネタバレ》 この映画の最大の見せ場である橋を渡るトラックが揺れる。凄い量の雨、風に揺れる橋、昨今の映画だと全てCGで処理してしまうだろうけど、そうしない映像表現の凄さ、これを見るだけでも大きなスクリーン、映画館で観る価値十分です。森からの脱出シーンの迫力も十分です。一本の映画としてもよく出来ている。ただ、個人的感想を言わせてもらうと、クルーゾー版の方が好きです。あのモノクロの映像からの不気味さ、怖さには敵いません。フリードキン版は見てるけどクルーゾー版は見た事が無い方にもこの作品を切っ掛けにクルーゾー版の方も見てもらえたらクルーゾー版ファンとしては嬉しい。
青観さん [映画館(字幕)] 7点(2019-01-09 18:25:54)
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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 7.55点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
515.00%
6315.00%
7735.00%
8420.00%
9315.00%
10210.00%

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