1.《ネタバレ》 列車に乗るまでの時間つぶしで、時間の合う映画ということで鑑賞したので全く期待しなかったのですが、意外と面白かったです。
ネタバレ・・・
色々突っ込みどころはあるのですがとても気になった2つ、
輝が秀一のために完璧な結婚式の司会をするというなら、祝電は全て目を通し、披露すべきものを選んで順番をつけていなければならないのに・・・輝が仕込んだという確信までには至らなかったけど、違和感がとても大きかったこと・・・
あと一つは時山光央が娘の初七日の夜に突然倒れていびきをかいていたが、あれは普通脳卒中を暗示する演出のはずだが・・・
なぜ妻や社長が笑顔でいられるのか、少し混乱させられたこと・・・
しかし全体としてはいい映画だったと思います。最後の秀一の手紙も良かったし、時山千鶴子が小林涼子の手をそっと握ったシーンなど、重い内容なのに後味が悪くならない配慮が感じられました。
輝の「犯罪」がどう裁かれるのかという興味と余韻を胸にホームに向かいました。