5.《ネタバレ》 『トップガン マーヴェリック』と並び、2022年を代表する洋画ということで今更ながら鑑賞。
実在した二人の独立運動家が空白の4年間に出会っていたらを描いた、究極の"ファンタジー"であり、
ブロマンスものとしても共闘胸熱アクションが次から次へと繰り広げられ、3時間がそこまで長くない。
盛り上がりが延々と続いて、最終決戦が物足りないジレンマはあるけど。
"ファンタジー"と称した通り、史実にないインド総督を倒して歴史改変している。
(スコット総督は流石に架空の人物だがモデルはいる)。
そのためイデオロギーは感じなくもないが、あれだけ現実離れした展開ばかり続いたら、
重いテーマなどどうとでもよくなってしまう。
一応綺麗にまとまっているものの、続編の世界を見てみたいと思わなくはない。
ツッコミどころ満載を力業でエンタメに昇華させたS・S・ラージャマウリに拍手。