1.《ネタバレ》 草なぎ君の抑え気味の演技がなかなか良く、時折見せる武士の神髄もなかなか良い。
とはいえ、自分たち親子を疑ったあの男と祝言をあげるのは、ちょっとどうかと思うのだが。。。
また、よくあるラストのパターンと言えばそれまでなのだが、祝言の場所からいつの間にか人知れずいなくなり、荒野?原野?を厳しい表情で一人旅しているシーンは既視感しかなく、なんだか安っぽい終わり方に少しがっかり。
おそらく、藩を追われた者たちへ金銭を渡す旅なんだろうけど、それって戻ることはかなわぬような命がけの旅なのだろうか?
せっかく綺麗に纏まって終わったのに、これって起承転結のあとに、追加の起?であり、続編につながるのでなければ蛇足でしかないのではないか?と思う。