58.《ネタバレ》 イコライザーのデンゼル・ワシントンとは思えないですね、さすがです。ストーリーとしては滅茶苦茶なアロンゾがジェイクとパートナーになる事で昔の自分を思い出し二人で協力して麻薬事件解決にのぞむという流れかと思いましたが、全然違いました。アロンゾはくそな感じでその結果、最終的に誰も彼を擁護せず、そしてあの結末へ。自業自得、という言葉が相応しいかもしれませんが何ともな後味の映画でした。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-07-29 08:10:00) |
57. ずいぶん前に見て、3回目の鑑賞。本当にクソみたいな世界観だけど、ワルにはワルの理屈があるということもわかる。 【海牛大夫】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-05-08 00:56:34) |
56.《ネタバレ》 アメリカの底の底…観てみたいけど怖くてみれない…。 いやいや、さぁど真ん中へようこそ…。 ヘラヘラとした新米刑事を待っていたのはトレーニングでもテストでもない、アメリカ地獄巡り一日コース。 デンゼルワシントンがデキる顔して案内してくれるのは行っちゃ行けないヤバいところ。 もうなんでもありの捜査。勿論真面目ちゃんには刺激が強すぎる。俺にも強すぎる。 だけどここは地獄の釜の底。そういう奴が必要だ。これがココのやり方。それで守って来た秩序、平和。 …って行き過ぎだよ。汚職って言葉がとっても奇麗な言葉に聞こえるくらいヘドロにまみれた神父のような格好のデンゼルのやり方にヒリヒリしっぱなし。 それにつき合わされる正直者イーサンの行動にもちょっとヘキヘキ。だけど彼もココのやり方に従って行くのだろうか…と思いきやだんだんやる事がエスカレート。 しまいにゃバカ正直者(イーサン)も邪魔になって消そうとするデンゼル。だけどアイツはラッキーだった。あとキレやすい。 終盤地獄を堪能したイーサンの「ぶっ殺してやる…!」という目はもうたまりませんね。最高です。 ですがラストのオチはちょっとあっけない。デンゼルも出来るベテランみたいに装っていたけど結局最後は自分の事でヘラヘラしているのがなんともかんとも。 あっけない。正義の悪党の最後はなんともあっけない。 そんなこんなで家に帰るまでが地獄です。イーサン一日お疲れさまでした。 【えすえふ】さん [DVD(吹替)] 7点(2017-05-27 02:01:56) |
55.こいつ (アロンゾ) とレオンのスタンスフィールドを組ませろ! 最強悪徳コンビで裏社会からアメリカを制圧できるぞ (笑) 【タケノコ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-12-05 00:08:51) (笑:1票) |
54.《ネタバレ》 この展開には驚きました。倫理なんて現場によって変わるものだし、てっきりE・ホークもデンゼル側に感化されてゆく話かと思った。そこは新米のルーキー君、自らの正義感を選び取り、踏ん張りました。悪人とも善人とも判断の難しい清濁併せ持った、自己中キャラをデンゼルが張り切って演じてます。こんな役もできるんだぞー、と力入ってて微笑ましい。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-01-11 11:51:13) |
53.《ネタバレ》 デンゼル・ワシントンの演技は素晴らしいの一言。悪役も新鮮味があってよかったです。ただジェイクの正義感が異常に強く少し違和感がありましたがアロンゾとの対比を際立たせる為に必要な描写だったのでしょう。 【キリン】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-12-28 02:14:55) |
52.《ネタバレ》 ワシントンの演技はさすが。別に悪いままでもいいんだけどダークサイドにおちるキッカケって欲しいよね。より切なく説得性がそれによりうまれるから。 【とま】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-10-30 19:57:38) |
【のははすひ】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-11 23:04:15) |
50.《ネタバレ》 正義とは何か?正義のためには犠牲も止むを得ないのか?そんなことを問いかける映画。久しぶりに鬱々とした気分になってしまう作品を観ました。頼るべき警察官がこんな悪徳警察官であったら絶望的です。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-16 20:41:55) |
49.《ネタバレ》 汚職に塗れた警官を描いた映画はゴマンとあるが、その多くの汚職警官映画の中でこの作品がオリジナルな魅力を発散させているのは「社会派」の色合いを全く持っていないところだろうか。見終えてみると(ネタバレ)、悪徳刑事が自分のしでかしたミス(ロシアンマフィアがらみで金が必要)を帳消しにするためのアレコレがこの作品の大筋なのだから。要するに、訓練日を描いているように見せながら、訓練日にかこつけたある計画だったというミステリーでしかない。汚職に抵抗する若い警官の葛藤ったって、なにせ訓練日一日の出来事なので『セルピコ』のパチーノのように孤独に苛まれたり『コップランド』のスタローンのように現状維持の平安との選択に悩んだりするたびに顔を出す「社会派」たるものは出てくる暇もないのだ。ある意味、深みがない。にも関わらず面白いのは悪徳刑事の悪徳ぶりの凄まじさとその怖さがリアルに且つハイテンポで襲ってくるから。そしてデンゼル・ワシントンがめちゃくちゃにその悪党ぶり、非情ぶりが様になってるから。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-09-17 15:42:41) |
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48.《ネタバレ》 正義のために規則を破るとはいえ、やりすぎなアロンゾ。確かに巨悪はみんな死んでしまえとか規則なんて破ってもいい思うけど、ためらいもなく友達?殺して金強奪とか、新米のジェイクをわざと危険な場所に置いたりとかめちゃくちゃやばすぎる。こういう面を見てるとこの人は刑事の皮をかぶった悪魔ですよ。でも家庭も持ち、彼の言葉も妙に納得がいったりする・・。正義と悪の両方を持ったアロンゾは私には敵か味方か分かりませんでした 1日でこんなになればラストの展開は当然だろうし、アナウンサーの言葉は皮肉だなと感じた。 こんなあまりにも常識破りな展開だけど、D・ワシントンも見事だったし、全体を通して迫力があってよかった。 【ラスウェル】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-05-07 17:37:05) |
47.《ネタバレ》 この作品の一番の持ち味はやっぱりリアリティですよね。アロンゾはとんでもない悪徳警官で、後半からジェイクは彼に闘いを挑む事になるわけだけど、もしこの作品にリアリティが欠けてたら、ただの安っぽい勧善懲悪ハリウッド映画で終わっちゃってると思うのよね。だけど撮影場所も実際のロスのもの凄く治安の悪い区域で、それもギャングも本物出して撮影してる。そしてまたデンゼル・ワシントン扮するアロンゾもキャラとして嘘くさくなく、ジェイクを説得しようとするその屁理屈も、いちいち不思議な説得力があって思わず納得しちゃいそうになる。そういうリアリズムを持つ背景としてあるのは、デンゼルの俳優としての力量も勿論あるわけだけど、そういう真っ当なキャラを作るために、きちんと一人の刑事の成り立ちを考えてキャラ作りしているからに他ならない。つまりは、アロンゾ自身は、元々はジェイクと同じように、正義感溢れる真っ当な刑事だった。だけど潜入捜査をやっているうちに、自身も段々と悪に踏み込むようになってきて、そしてついには逃れられず、それが常態化してしまった。こういうプロセスは現実に、大いにあり得ることじゃないかと思うのよね。それで法を盾にして、いつしか自分が王様みたいな気持ちになってしまう。そういう人間の内面のリアルな様を、有能な俳優がリアルに演じ、リアルな場所で演じているからこそ、例えば親友殺し&金銭ネコババのあまりに理不尽な展開や、ジェイクがゴロツキに殺されそうになる時、いとこの財布を持っていたから助かるというご都合主義展開も、そういう「映画的嘘」を「映画的リアリズム」が凌駕してるから、この作品は緊迫感を持った一級のサスペンス映画として成り立ってるんだと思う。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2008-12-28 23:21:33) (良:1票) |
46.《ネタバレ》 黒人俳優の良心的存在がヒールを演じるのが魅力。やること為すことえぐい、えぐい。おまえは自分が悪だとすら気づいていない巨悪だ、と言いたくなる怪演。イーサン・ホークも負けず劣らずクール。 【JUKE】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-18 21:15:38) |
【かさぶた】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-13 13:30:35) |
44.デンゼル・ワシントンのオスカー受賞も十分納得できる。ラストは彼の一人舞台。 【あるまーぬ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-31 17:13:16) |
43.本日二度目を鑑賞しました。善人・英雄役の多いデンゼル・ワシントンですが、堂に入った悪漢ぶりで魅せてくれます。緊迫感のあるシーンが連続し、細かい伏線もそこそこうまく機能しており、飽きることなく最後まで見せてくれます。クライム・サスペンスとして出色の出来映えです。 【K】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-06-08 02:00:33) |
42.必要悪というには、さすがに逸脱していたかもしれませんが、 デンゼルワシントンはかっこよかったです。 【彬彬】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-11 17:09:40) |
【あしたかこ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-21 02:45:03) |
40.《ネタバレ》 最初は普通の刑事サスペンスだと思ってみたら全然違いました。デンゼル扮するアロンゾに圧倒されっぱなしでした。賢いしものすごく悪そうで…アロンゾのしている事はいけない事だと思っていても、だんだん正しいような、間違っていないような感じがしてくる。でも、イーサン扮する刑事も賢かったのでああいう結末になったかと。あれで良かったか悪かったは別にして。でも、あとで考えるとやっぱりアロンゾのやり方は間違ってなかったと思えたりもする。すごい複雑です。最後のラジオニュースの皮肉はすごく好きです。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-08-30 11:49:42) |
39.《ネタバレ》 いつの間にやら「いけないこと」と「いけなくないこと」がぐちゃぐちゃになってしまった男デンゼル。もちろんこの場合のモノサシはキリスト教の神様の言ってることでありますね。「どうだ、君もモノサシに自信がなくなってきただろう」と彼はいっている。他のレビュワーさんのいう、「狼を狩るために狼になった」、秀逸な表現ですね。「ピカレスクロマン」では全然ない、というのは、この、イーサン演じる刑事の「モノサシを試す」話であるからです。女を囲って子供を生ませている、ここのところがもはや「女性の観客の同情をいっさい排除する」意思を感じます。つまり彼の「モノサシ」は完全に壊れていたというわけだ。その「婚外子」さえ彼にとってどれほどの価値を持つのか、それもデンゼルの行動で問われていますよね。デンゼルは「芸歴」としてこの役の魅力に抗し切れなかったのでありましょうが、「ジョンQ」などで「挽回」に努めて帳尻を合わせるつもりだったのでしょう。なんの「挽回」って「失われた黒人社会の父性」の。 「私の」トムベレンジャーがこんなチョイ役でご出演、本来ならこの主役でも間違いないのに、涙。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-08 14:31:18) (良:1票) |