2.《ネタバレ》 なかなか味わいのある良作だった。
主人公の女のコは、生意気さとひねくれた感じがとてもリアルで、厳しい環境に育った歪曲加減が良く出ていた。
ゲイの青年との出会いと別れは少し強引さを感じたものの、このゲイの青年のキャラが変わっていて個性があり、作品にインパクトを添えている気がする。
その一方で、主人公の少女の母親は、演技は巧いんだけど、どこが演技っぽく、一番足をひっぱっていた。
しかも、最後都合よく戻ってきてほしくなかったし。
あの不思議なオーラを持っているゲイの青年と、不思議だけど幸せな家庭を築いて欲しかった。
っていうか、あの黒人のガキ船乗りは単なるアホっちゅうことで。