2.<命日なので、少し変更>私が生まれた時、すでにジョン・レノンは過去の人でした。なのでたいして思い入れもないのですが、やっぱり当時を知る人には涙モノの作品でしょう。俺ももしその頃生きてたら、この映画で泣いてたと思います。だって当時を知らない俺でさえ泣きそうだったもん・・・・・ビートルズ時代のライブ映像の音源がスタジオ版だったのが、かなり残念。ですが、ジョン・レノンの死を涙する人々のシーンを見て胸が熱くなりました。犯人のマーク・チャップマンもまたジョン・レノンの熱狂的なファンというのが何とも皮肉。もし別の奴がジョンを殺していたら、あの群集で一緒に泣いていた一人だったかもしれないのに…。ジョンが「イマジン」を歌って人に聞かせる時、真面目に歌ってるのに途中からいきなり声が低くなって、笑わせてくれる。音楽も天才的ですが、ユーモアのセンスも抜群で、みなを楽しませてくれる。エンターテイナーであり、彼こそ真の芸術家だと思います。ちなみにこの映画のヨーコは比較的まともに写っています(笑)