9.語り得ぬものについては沈黙しなければならない、というマキシムが浮かぶ。クラゲに安易にメタファーを乗せるのではつまらない。映画でしか表現できないものを表現している。不思議な作品である。語ろうとすればするほど、語りたいものとは程遠いものができあがる。まだこの作品の真価は自分には見極められていないが、映像美と個々のシーンの素晴らしさくらいは多少は分かっているつもりだ。 【Balrog】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-10-28 00:21:37) |
8.《ネタバレ》 有田守が画面から消えて、代わりに父親が登場してくると思いっきり失速します。悪高校生がでてくるともうただのつまらない映画になりました。最初の方は良かったのに。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-02-07 22:07:54) |
7.琴線に触れました。真一郎パパはクラゲの向こうに一体何を見たのでしょうか。最後も何か切なくて良い。 【Kの紅茶】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-04-09 11:56:39) |
6.なんとも評価しがたい作品ですが、なにか心に残るものはあります。彼らに明るい未来はあるのでしょうか。エンディングテーマのバックホーンの曲もなかなかマッチしてます。クラゲが印象的です。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-02-11 14:08:47) |
5.この映画、特にラストのエンドロールのとこがとても秀逸。この映画のオダギリジョーのように、まだ何にも成っていない自分に苛立ち、そしてその将来を不安げに模索している若者などにとって「アカルイミライ」とはとても観念的なものだ。この映画に限らず若者が自らの不確定な将来を按ずることを主題にしている映画は、やはり観念的なものになっていることが多い。しかし、私のように数年前にすでに大厄を通過してしまってる正真正銘の中年のおっさんにとっての「アカルイミライ」とは、実はとても具体的なものなのだ。私の場合は具体的に○○○と△△△とが私にとっての「アカルイミライ」なのだ。だからこの映画の中の、中年というよりも老年初期の藤達也の欲するものが常に日常的で具体的なものとして描かれていることにとても納得していたんだけど・・・ クラゲを通して藤達也が観念的になっちゃったのがなんか怖いなー、笑。 【メロメロ】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-04-08 19:47:01) |
4.これを観たらオダギリ・ジョーがネクラだと思えてくる。いや彼はネクラだろうな。たぶん 【tetsu78】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-30 00:04:46) |
3.社会からズレを感じている人には、面白さが分り易いと、思ってみたり。自身と社会に対してのズレの放置や、自分に合わせた逃場の確保、やんわりと襲う刹那的な衝動。こういう杞憂にも似た馬鹿馬鹿しいモノに、何時も怯え苦しんでいる私には、「アカルイミライ」に、何だかエールめいたモノを感じてみたりも、する。 無理矢理面白いと思う必要は、当然、無いし、安易に癒しを求めるべきでも、無いと思うけどね。観方は、千差万別だと、思う。 と言うわけでエンタテイメント性は、薄い。 ただ「許す」とか言われても、チョット鬱陶しいかも、しれない。心温かきは万能なり、ですけどね。 しかし、最近気になっているのは、オダギリジョーって、プロフィールに「仮面ライダークウガ主演」って、載らなくなったよね? 【aksweet】さん 7点(2005-01-16 00:08:24) |
2.クラゲ。浅野さん。ジョーさん。藤さん。全部好きな感じ。ぐわっじゃなくてするするって巻かれた。雑炊。雑炊大好き。 【おでんの卵】さん 7点(2004-09-02 05:12:02) |
1.《ネタバレ》 今年のアカデミー助演男優賞は藤竜也しかいない…間違いない… (個人的にはこの作品よりも三池『許されざる者』での怪演がインパクト大だった)。ラストシーンのクソガキどもが池袋の西口公園に流れついて…どうなるんだろ。わかりますん。 【ナクサライト】さん 7点(2003-11-29 20:40:12) |